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139.  小菅中級ダンジョン

 次の攻略対象のダンジョンは、小菅ダンジョンという中級ダンジョンだった。 そこにもダンジョン病院が建設されているので人の出入りは多い。 利便性が良くて重要なダンジョンは概してそんな感じなんだろう。 

 僕達は小泉さんの警護を受けながらダンジョンへと入り、第2階層へのゲート手前で警護の人達と別れた。 事前に話し合った通り、小泉さん達には2986初級ダンジョンの手前で待ってもらうことにした。  2986ダンジョンは過疎気味だから人の出入りは少ないので、突然僕らが入口に現れても武蔵ダンジョンの時のようなトラブルは起こりにくいし、僕等を向かえる態勢も整っている。


 このダンジョンは少し深めで第12階層まであるとのことだ。 魔物のレベルもそれなりに高いが、特徴的なのは一本道であること、そして上下の起伏が激しいこと、そして狭いところが多数あることだ。 このため装甲車や輸送車を多く使うような大規模な攻略には不向きとされている。 

 一本道なので迷うことはない。 だだし、高低差が10mもある崖や、所によっては水没しているところがある。 ダンジョンで水没とは珍しいことではあるが、それよりもヤバイのはその水没部分に魚類のような魔物がいることだ。 幸いレベルは低いようなのだが、水中の戦闘というのが非常に厄介ではある。 


 僕等はその水没ゾーン――第8階層へ辿り着いた。 今まで比較的狭い洞窟状の一本道だったのが、ここへ来ていきなり開けて湖の浜辺のようなところがある。 ずっと先の方にはダンジョンの壁が見えるのであここから先は水中を通り抜けることになる。



「お、おお~。 ここの天井は明るいし、まるでプライベートビーチに来たみたいだな~」


「あのさ~、波もないし、贔屓(ひいき)めに見てもここは湖ね。 海じゃないわ」


「それならプライベートレイクだな。 さて、君たちは水着は持ってきているよね?」



 僕は期待を込めてミレイさん達の様子を窺った。 ところが僕は感じたのは冷ややかな目線だった。



「ヨシ君は泳ぎたいの?」


「もちろんさ。 プライベートレイクなんて堪能できるチャンスなんて殆どないよ。 セーフティテントを出すからさ、皆で着替えて色々とやってみようよ」


「やった~、エミちゃんは賛成なので~す」


「まさかヨシ君、私達の水着が見たいだけとか? でも残念ね。 水着までは持って来てないわ」


「そ、そうなの? じゃあ下着でもいいからさ」


「……」


 この発言は不味かったようだ。 彼女達の目つきがキツクなったのが僕でもわかった。 これは何とか言い逃れをしなければならない。


「や、やだな~、誤解だよ誤解。 これは実験だよ。 ほら、お風呂の中でオナラをするとプクプクと泡が出るだろ?」


「ヨシ、お前が何を言ってるんだか俺にはわからねーぞ?」


「そ、そうか、わからないか。 なら簡単に説明すると、アイテムボックスから空気が取り出せるかの実験さ」


「まだ意味がわからねーぞ」


「今からこのダンジョンの水没ゾーンに入るわけだけど、空気が無くなると怖いじゃないか。 だからもしものことを考えてアイテムボックスから直接水中へ空気を取り出せるかを試したいんだよ」


「お兄ぃ、それってお風呂の中でやってみればいいだけじゃない?」


 エ、エミリ。 お前は泳ぎたい派だったんじゃないのか? これは裏切りなんじゃないだろうか。 僕は少しだけエミリをねめつけてやった。


「い、いや。 ダンジョンの中の水は特殊だよ? だから普通の水の中でできたことがダンジョン内の水没ゾーンでも可能かはわからないじゃないか」


「……なら、ヨシ君よろしくね」


 苦しい言い訳だが、ミレイさん達は少しだけ表情をやわらげてくれた。 

 アイテムボックスには不思議なところがある。 例えば岩をアイテムボックスへ取り込んだ場合、元々岩があったところが真空とはならずに空気と置き換わっているのである。 まぁでもアイテムボックスの本質的な機能の不思議に比べたら誤差と言って良い不思議だろう。


 結局僕だけで実験することになってしまった。 事前にアイテムボックスの中に空気を取り込んで、僕は水着に着替えてダンジョンの水の中へと潜った。 そしてその空気を水中の中で出して見たところ、予想通り水中に大きな泡を発生させることに成功した。 

 このように水中に空気の泡を出す実験は成功した。 だが僕の本当の目論見は果たせなかったのでこの勝負は僕の負けであると言って良いだろう。


 そのような事前実験をした上で僕らは改めて水没ゾーンの攻略を進めることになった。



「マリちゃん、お願いね。 貴方が頼りよ」


「おお、分かったぜ。 だがよ、俺が水を操作しなくても、レイナのウインドバリアで水をかき分けて進めめるんじゃね~か?」


「マリちゃん、魔物を倒さずに進むなら、それで大丈夫かもですが、イレギュラーがいたらクリーニングが必要にならないかしら」


「そうだよね。 ダンジョンの水は雷魔法も火魔法も通さないからね。 もしも上位のイレギュラースポーンの魔物がいたら倒すのに苦労するかもね」


「ああ、そうだったな。 水魔法で水をかき分けて空気のバブルを作って進んで、バブルの中へ引き入れて物理とか魔法で倒すっていう戦術が有効だったか?」


「要するにマリちゃんが作ったバブルの中でウインドバリアを張ればいいんじゃない? そうすれば安全に且つ戦闘スペースも確保できるわけだし」


「ふっふっふ。 戦闘スペースに入った奴は私の火魔法の餌食ね」


「ぼ、僕の雷魔法は?」


「マリちゃんのウォーターバリアを使えないから使ったら駄目よ」


「あ、ああそうか~。 マリはバブル維持に専念することになるんだな」



 マリは水辺で水魔法を使い、水の操作を開始した。 通常は多人数の水魔法使いが分担してバブルをつくり大きくするのだが、マリはそれを一人でやる。 水魔法のレベルだけでなくMPステータス値と魔力レベル、さらにINTステータス値と知力レベルが高いから可能なのである。

 特にINTとMPの素の値は4000なのでトップレベルの1000と比べてもそれぞれ4倍で、威力は概略その二つの掛け算となるので16倍にもなる。


 マリの水魔法により、モーゼが海を割ったような感じで水が左右に押しのけられていき、僕等はレイナさんの張ったウインドバリアの中にはいってそこへ入って行った。 暫く進むと水深も深くなることから水圧でバブルも少し小さめになり上の方も完全に水で覆われた。 そして水生の魔物が現れた。


 水生の魔物はイカのような奴で、スペアースクイード・トゥーというレベル80前後のイカ野郎の魔物だ。 レベルは高いが、バブルの中に入りこめば無力だ。 水の中での早い動きが出来なくなるので、槍のような頭での攻撃ができなくなるためだ。 

 それでもバブルの中へ突っ込んでくる速さはそれなりなので気を付けないとやられてしまう。 戦法としてはバブルの中、つまり空気中で身動きが出来なくなってから物理でダメージを与えるか火魔法で焼くということになる。


 次々にバブルの中へ飛び込んでくるイカ野郎共はバブルの底の地面――もちろんダンジョンの壁製のゴツゴツした岩がある床――に落ちてピチピチ跳ねている。 

 奴らは次々にバブルの中に飛び込んできて床に落ちてその数を増やしていった。 それらを直ぐには退治せずに十分待って、そしてマリがOKをだしたところで、カナさんが火の加護を使って全体範囲火魔法を使った。 僕の雷魔法も大概だが、火の加護を使ったカナさんの魔法は凄いの一言だ。 というかMPを少し使ってさえも軽く消し炭にして消滅させている。 問題は余波で周囲の水が蒸発してしまうことで、魔法の熱は直ぐに引くので、霧となり少しの間周囲が見えなくなってしまう。 外部の様子が視認できるまで時間がかかってしまうので強力な火魔法で焼き払うのはあまり効率的でないと言えた。


「か、カナさん。 手加減は?」


「もちろんしているわ。 こんなのに全力を出す必要はないもの」


「でも、今のは火の加護を使ったんじゃ?」


「……ま、まあ取りあえず使ったけれど、こ、これはもしもの場合に備えての練習よ。 もちろんMP使用量を少なくしたから手加減をしているわ」


「ねえ、私の種弾丸も試してみたいのだけど」


「ミレイさん、確かに水魔法のバブルは直径30メートルはあるけど、それでも距離不足で威力が落ちない?」


「ええ、もちろんこの距離では最高レベルのパフォーマンスは発揮できないけど、それでも射撃の練習はしておきたいの。 シミュレータの練習だけでは不安なのよ」


「じゃ私も単体魔法に切り替えるわね」


「じゃ僕も雷の単体魔法を試して見るよ」


 そして入っているイカ野郎を順番に始末していった。 カナさんの火魔法は必殺必中なのだが、僕とミレイさんは時々外していた。 雷魔法はそれ自体が不安定で焦点を合わせにくいし、ミレイさんは単に射撃の腕前が不足しているところが大きい。 僕の雷魔法は制御が難しいが、ミレイさんの弾丸に僕の雷魔法を付与すれば僕のDEXステータス補正のために射撃の精度はかなり上がった。 


 暫く練習しながら水中を進み、精度もかなり上がったところで変な奴が2匹バブルの中に入って来た。 羽根の生えたトビウオような奴だ。 そしてそいつはバブルの空気中でも飛ぶことができるようでそのまま水中へと戻って行った。 入っては出ていくを素早く繰り返している。


「マリ、あれは?」


「レベルは240程だな。 この階層で出るってことはイレギュラースポーンした上位種ってこったぜ」


「それで特性は?」


「ステータス的にはそれ程でもなさそうだな。 だが水魔法と火魔法を持っている奴だな」


「火魔法? 水中に生息するのにユニークな奴だな」


「いや、複数いるからユニークじゃねーぞ」


「……」


 マリはニヤリと笑った。 僕は少しだけショックを受けたが大したダメージは受けていない。 まあ今はそんなことはどうでもいい。



「で、どうする? あれだけ素早く水中へ戻って行くとなると面倒だな」


「ああ、タイミングを見計らって範囲魔法に巻き込んでみるかな」


「範囲火魔法なら任せてよっ!」


 カナさんの目が輝いた。 火の加護を使うと範囲魔法でも発動までの時間はほぼ瞬時と言って良いほど早くなる。 だが回数制限と時間制限がある。


「良いのではないかしら? カナ、ストレス発散してしまいなさい」


 レイナさんがそう言うや否や、眩しい光が辺りに立ち込めた。

 そして、辺り一面が霧で真っ白になり暫くして晴れたそこにはそのトビウオ野郎がドロップしたと思われるエネルギー石やオーブ、そしてスキルオーブが残されていた。


「か、カナさん。 眩しいから、いきなりは止めてね」


「でも、奴が入ってきたら直ぐ攻撃しなきゃだから、どうにもならないんじゃない?」


「ならウインドバリアの遮光率をあげましょうか?」


「いや、それじゃアイツの視認が困難になるわ。 VR、そう皆でVRヘルメットを装着しましょう。 ゴーグルなら過度の光はカットしてくれるからね」


 VRヘルメットか、確かにそれは過度な光は自動的にカットされる。 だがこのダンジョンではVRヘルメットを使っていない。 僕等の防御力はダンジョンのレベルに比べて十分高いのでウザい装備は付けない無いのだ。 もちろん通常の装備――武具店のオジさんに作ってもらった――は着ている。 何もない着ていないと裸だからこれは必要だといえるだろう。 皆が裸だったら、まぁ僕はそれでも構わないのだが、あそこがちょっと恥ずかしいことになりそうなのが気にかかるところだ。


「おいおい、勘弁してくれっ。 そんなに突然じゃ、俺の水魔法が持たないぞ」


「えっ? どういう事なの?」


「見ればわかるじゃねーか。 周囲の水の蒸発量が多すぎるんだ。 俺が維持していたバブルが一気に膨らんでから冷えて縮む時に抑えきれるギリギリだったんだ。 さっきはMPが満タンに近かったら持ち応えたんだがな、もしMPが少ない時ならヤバかったんだぜ? いきなりは止めてくれ」


「マリちゃんもオーブを使ってMPを全快させたら? それにこれは水魔法のいい訓練になるんじゃないの?」


「カナ、バブルを維持するってことは常時少しずつMPを消費していくってこった。 オーブを頻繁に使ったってタイミング的にリスクはあるぜ? それに俺が失敗したら、バブルが弾けるから入口からやり直しになるんだぜ?」


「……」


 先程の実験の成果で、空気を出せばバブルを作り直すことはできそうだが、あえてそんな危険を冒す必要はないだろう。

 これは困った事態だ。 この水中で突発的に範囲火魔法を使うのはリスクがありそうだ。 だがこのまま放置すると強いイレギュラーな魔物がこの水没ゾーンに残ることになる。 範囲雷魔法はマリのウォーターバリアが使えない以上論外だ。 エミリがミミックを使って補助という考えもミミックの有効時間の問題で候補からはずしている。 


 本当はシミュレーターの中で攻略方法を探りたいが、今ここでプライベートダンジョンを出すと、マリとレイナさんは当然入れないのでシミュレーターに魔物の登録も出来ないし水中の戦いは不可能に近いといえる。 

 うん? エミリがマリにミミックを使えば登録可能なのか? だが、ウインドバリア役が不足してしまう。



「ヨシ、ここはオメーの出番だぜ。 囮をよろしくだな」


「ま、マリ。 それはどうだろう。 確かにレベル240位の奴だと攻撃は高くないだろうけど……」


 僕はちょっと狼狽えた。 だれでもそうだろうが、囮は嫌なのだ。



「アイツのステータスを見た限りじゃ、AGI以外はそれ程高く無いな。 つまり物理攻撃力は大したことはねーってこった。 まあ魔法は持っているようだがな」


「わかったよ。 とりあえず囮になるから、……いや、囮になってから、どうするんだ?」


「ヨシ君、大丈夫よ。 アイツをこちら側に引き付けられれば時間的な猶予もできるし、位置を絞ることもできるから単体火魔法で対処できるはずだわ」


「いや~、カナさんに大丈夫と言われてもな~。 むしろ怖いんだけど……」


「大丈夫よ。 単体魔法は人間には効かないし、余波も大したこともないわ」


「だけどさ~、さっきは丁度いいタイミングでアイツが襲って来たけど、火の加護は時間制限あり、回数制限ありだよね。 結局運任せなんじゃ?」


「そう、それよ! ヨシ君が囮になれば位置も定まるし、探知で迫ってくるのがわかるはずだから知らせてもらえれば火の加護をそのタイミングで使えるわ。 回数的には私とエミリちゃんがやれば、この辺の奴は全部処理できるはずよ」


「ちょっ! エミリのミミックも候補なのかっ! そ、それは流石にダメなんじゃないかな」


「お兄ぃ、大丈夫、大丈夫。 エミちゃんはカナお姉さんの指導でシミュレーターで十分練習を積んでいるの」


「う~んでもな~……」


「じゃあ、加減してみるわ。 私の見立てでは仮に直撃したとしてもMP半分の手加減をすればヨシ君ぐらいのステータスなら致死的なダメージを負わないはずね。 そもそも単体魔法なら人間相手に直撃しないから十分なリスクヘッジになっていると思うの。 それに他に良い考えもないでしょ?」


「カナ、火の加護を使わないでも単体魔法なら倒せたりしないかしら?」


「それはどうかな、レイナの風魔法との合わせ技が使えればあるいは……」


「なら、エミちゃんと組んだらどうかしら? エミちゃんも風魔法使いですね」


「あの、ちょっといいですか? 火の加護を使わないのはいいけど、結局威力を高めるんなら同じことじゃないかな?」


「ヨシ、通常の火魔法と風魔法の組み合わせ魔法なら、おめーのステータスなら問題ねーだろ?」



 そう言われればそうかもだ。 まあ仕方がない、この辺で妥協しよう。 ああ~、ステータスが高いと盾役をやらなければならないのがシンドイな。



「わかった。 カナさんとエミリの火魔法と風魔法の合体魔法でいいよ。 じゃあやってみよう。 でも火魔法が痛かったら、一旦この水ゾーンを出てからシミュレーターで攻略を再検討するというのでお願い」



 ということで、VRヘルメットを装備して僕は外へ出た。 すると途端にあのトビウオのような奴が僕へ迫って来るのが分かったのでカナさんに合図を送った。 奴はバブルの中へ入ってきて、そのまま僕へ口を開いて噛み付こうとしてきた。 その口の中は火で輝いていた。


 うえっ、コイツの火魔法って噛み付きで発動するのか。 それなら水中で火魔法ってのも理解できた気がする。


 奴を引き付けたと思ったら僕の目の前が激しく輝き、ソイツはエネルギー石とオーブを残して消え去った。


 作戦成功だ。


 まあ、それはそれでいい。 だが、少し気になることがあったので言わねばならない。


「あのさ~、さっきのトビウオだけど、急所が見えたんだ。 これって僕の剣での攻撃でも倒せるんじゃないかな」


「……」



 結論的には、僕の物理攻撃でも急所突きで倒すことができた。 だがエミリの本格的な実戦練習のために火魔法+風魔法での討伐も併用して倒していった。 僕の急所突きも、彼女達の火魔法+風魔法も一撃必殺であり、倒した総数は36体にも及んだ。


 そして僕らは無事に水没ゾーンを抜けて無難に第12階層へと辿り着いた。 いや無難といってもイレギュラースポーンした魔物はそれなりに居たのでその都度倒していった。

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[良い点] 知力値仕事しろw 合体魔法いいよね。ただリストも欲しい、忘れるからw [気になる点] 序盤は主人公の能力が突出してて技も弱かったからFF込みの作戦だったから許せたが流石に強くなってもま…
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