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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
八月、葉月、August…
88/240

88.久しぶりに遊ぼう

久々に彼の登場です



「あちぃなあ……」

「おかしいね、この辺はわりと涼しい地域のハズなのに」


 お昼過ぎ。槙と一緒に自転車で滑走中。


 槙が今日はバイト入っていないという事で、久々に愀と遊ぼうかという話になった。

 それはともかく、ひたすら暑い。冷たいモノが欲しい。誰かアイスちょうだい!


「樂、水分は持ってきてあるか?」

「あ、忘れてた」

「なんだ、予想通りか」

「予想してたの!?」

「もちろんだ」

「もちろんなの!?」

「もちろんだ」

「もちろんな…………ループするからやめようか」

「そだな。あ、樂の分のお茶は俺が持ってきてあるから」

「相変わらず周到だね……ありがとう」


  槙は妙にその辺の『気配りスキル』が高い。気配ではないので間違えないであげて欲しい。……ん?『気配スキル』も高い気が……。


「樂。考え事してるな。着くぞ」

「ん?『気配スキル』も高い気が……」

「声に出とる……」


 ……まあ、考えても仕方無いか。 槙が気配の扱いに長けてるのは紛れもない事実だし。それよりも、そろそろ愀の家に着くようだ。意識を現実に引き戻そう。


「自転車、どこに停めりゃ良いんだ?」

「テキトーにその辺だって」

「指定もテキトーだな……」


 愀の家に到着。邪魔にならなさそうな場所に自転車を停めて二重ロック。いざ、インターホンへ!


ぴんぽーん


 先に槙が押しちゃったよ!なんて事してくれたんだ!心を読む前に空気を読んだらどうなの!?


「なんだか知らんが落ち着け」

「はい」

『…………はい』

「あ、愀。今日遊べる?」

『…………(ブツッ』


 通信が切れた。こちらに来て直接話す方が良いと思ったのだろう。現に足音が近づいてくる。


ガチャッ


「…………」

「おはよう」

「樂、今1時18分な」

「…………」


バタン


 玄関のドアが閉められた。…………ん?


「ちょ、ちょっと!?なんで今閉めたの!?」

「樂のギャグが寒かったんじゃないか?」

「いやその程度で閉め出す!?」

『………ぃ…』

「ん?い?」

『……あの二人は、ここに来るような性格じゃない』

「なんの話!?」

「……面白そうだからしばらく見てるか」

「いや参加して!」

『騙そうとしても、そうはいかないぞ……』

「なんの話!?」

「お前それしか言えんのか」

「だって愀が」

『……本物だと主張するなら証拠を見せろ……』

「ええ?」


 しょ、証拠?何?何を見せれば良いの?学生証?持ってきてないよ?


 えっ?じゃあどうすれば良いのさ?


 何か良い案がないかと期待を込めて槙をみる。すると槙はチラッとこちらを見て、よく分からないアイコンタクト。……今なんて言った?もう一回!もう一回やって!


「……ショートコント。『ボケとツッコミ』」

「 !? 」


 何唐突に始めちゃってるの!?どうやってコントなんてするのさ!まさかアドリブ!?


「…………」

「…………」

「………………」

「………………」

「……………………」

「……………………」

「…………………………」

「…………………………」

『……分かった。本物だと認める』


 なんでっ!?僕達何もしてないよ!?槙のセリフから一っ言も喋ってないし!なんなの?愀の中だと僕達ってそんなイメージなの!?


 槙をみると何故か満足げな顔。……偶然なのか、槙が狙ってやったのか……。


ガチャッ


「……どうぞ」

「お邪魔しまーす」

「僕もう疲れたよ……お邪魔します……」


 このあとしばらく遊んだ。……特に面白い事もなかったので描写しない。


 ……何?いつも面白くなんてないだろうって?僕にそんな事言われてもねぇ……。



皆さんも熱中症には気をつけてくださいね?

(関係ない)

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