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76.暇人は、勉強をしない。
復習くらいはしましょうよ
「あー暇だなー」
「……」
放課後。僕の家。
今、僕はとてつもなく暇である。具体的に言うと、新聞紙の「“の”の字探し」 を一日分ができるくらいある。分かりにくい?知らないよ。
この部屋には今愀もいるのだが、さっきから窓の外を見つめていて構ってくれない。いくらボケてもスルーされる。むしろそれに関して僕がツッコみそうになるから質が悪い。
「あー暇だねー」
「……」
反応なし。いっそ清々しい。
全自動ツッコミ機……もとい、槙はどこか行っててここに居ないし。全自動のクセに何やってるんだ。という理不尽な感想。
……もう愀に帰ってもらって寝ようかな。ちょっと悪いけど。
「うー暇だなー」
「…………あっ」
「ん?何、どうしたの?」
「……なんでもない」
「えぇ!?」
なんなの一体!?
樂「ねぇ何?一体何が見えたの!?」
愀「流れ星……」
樂「いや絶対嘘だよね!?」




