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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
七月、文月、July…
71/240

71.祝日だね!

祝日は皆さんテンション高いです



「いやぁ暇だねぇ」

「じゃあ手伝えよ!」


 お昼少し前。僕は部屋で暇をもて余していた。


 もうね、祝日サイコーだよ。本来なら学校で授業聴いてるフリしながら寝てる時間なのに、今は家でゴロゴロしている。ありがとう海の日!


 更に今日はいい風が吹いている。おかげで快適な環境でゴロゴロできる。ありがとう風!


「はッ!!」

「うわぁ寒い!」


 いきなり槙に布団を剥ぎ取られた。


「いきなり何するのさ!?」

「手伝えよ!」

「……………?」

「不思議そうな顔してんじゃねぇ。何俺一人に任せっきりにしてんだ」

「大丈夫!槙ならできる!」

「あーハイハイ。できるから手伝え」

「横暴だ!」

「やかましい。なんで俺がお前の部屋の扇風機取り付けを一人でやらにゃならんのだ」

「僕が快適な夏を過ごしたいから」

「……………帰って良いか?」

「まぁ落ち着こう。ね?」

「OK、俺は冷静。樂は冷製。何も問題ない」

「OKOK」

「じゃ、俺帰るわ」

「待って!」


 なんで僕が冷やされてるのかは置いておいて、槙に帰られたら僕扇風機取り付けられないから!身長足りなくて!くっ、自分の低身長が恨めしい……。


「槙が帰ったら僕困るから!」

「俺一人で作業させられても困るんだが?」

「だって何手伝えるのか分からないんだもん!」

「もん!じゃない。聞けば良いだろ」

「そうだね!何がある!?」

「…………………」

「………?」


 えっと、槙?なんで黙ってるの?


「………………特にないな」

「ないのかよ!ならなんで手伝えとか言ったのさ!」

「お前だけゴロゴロしてるのが気に食わなかった」

「それだけ!?」

「かなりイラつくぞ?」

「あ……うん。ごめん……」


 そりゃ、イラつくだろう。作業してる横で暇だとかほざいてたらねぇ?


「……じゃあ僕何してよう」

「とりあえず配役を交代しよう」

「うんそうだね……って無理だから!」

「脚立あれば何とかなる」

「そこまでする!?」

「まぁ別に良いだろ。あとはネジひとつ留めるだけだから簡単だぞ?」

「それ僕よりも槙が頑張った方が良いよねぇ!?」


 大した労力使わないでしょ!?


「あまりにも樂がやりたそうにしてたからつい」

「してないよ!子供じゃあるまいし!」

「似たようなものだろ」

「酷い!!」


 確かに身長は低いけども!流石に120とかじゃないからね!


「ならネジは俺が留めるから、コンセントにプラグ差したりリモコンの電池入れ替えたりしてくれ」

「あ、それならできるね」

「さて、やるか…………めんどい」

「今最後にボソッとめんどいって言わなかった!?」


――――――――――


 数分後。扇風機の固定が完了し、セッティングは完璧となった。


「つくかな?」

「つくだろ。たぶん」

「えいっ」


 ポチッとな☆

 リモコンのスイッチを押すと微妙な音を発しつつプロペラ(?)が回りだした。


「ついたね」

「つかなかったら俺はだいぶ悲しいがな」

「うん……付けてくれてありがとうございました」

「おう。さて、無事ついた事だし、外すか」

「なんで!?」

「いや、折角ボケに回れてるから更にボケておこうと」

「いらないよそんなの!」

「俺には必要だ」

「…………涼しいねぇ」

「コイツ流しやがった……」



ただし、こちらの暇人を除き

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