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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
七月、文月、July…
69/240

69.そして授業日

み……短い……

最近短い……



「うわぁああぁぁぁぁあぁ……学校だるい……」

「やかましいな」


 朝。学校の教室。今この状況で言いたい事は1つ。


 帰りたい。


 いよいよダメ人間と化している気もするが、帰りたいものは帰りたい。


「だって槙……昨日まで休みだったんだよ?」

「なら学校来たって良いだろ。てかまでって事はお前、文化祭は休日扱いか?」

「もうずっと休みで良いよ……」

「なら自宅警備でもしてろ。精神的に激務らしいがな」

「やだよ……」

「じゃあ夏休みまで我慢しな」

「最近槙が冷たい……」


 少し前までは天使のような感じだったのに。もう完全無欠の慈悲深さだったのに……。いったい何が槙を堕天させたんだ!


「堕天ってなんだよ。そもそも天使ですらねぇよ。中二男子か」

「読心!?」

「更に言わせて貰えば慈悲深くもねぇよ」

「今はね」

「今も昔もだよ」

「どうしてそんなに荒んでしまったの……」

「知らんわ」


 槙の反応がドライだ。めちゃ乾いてる。


「良いじゃん。天使くらい自称しなよ」

「中二男子か」

「違うの?」

「さあな?」

「うわぁなんか予想外で無責任な返事返ってきた」

「気のせいだろ」

「そうか、気のせいか」


 なんだ、なら良いや。何も問題ない。


「一限なんだっけ?」

「確か生物だな。なまもの」

「漢字にしたら違い分からないよね」

「よくあるよなそんなん」

「臭いとか」

「顔とか」

「えっと」

「頭とか」

「なんでそんなに微妙なところばっかり……」

「気のせいか。なら良いや」


 それなら何も問題ない。


「それにしても、今日も暑いねぇ」

「まったくだ。朝からこんなに暑かったら昼はどうなるんだ」

「なんか今年は40度超えるらしいじゃん」

「死ぬだろ……」

「死ねるね……」

「本当に誰かクーラード◯ンク開発しないかな……」

「あれば安泰だよね」


 火口付近にいて問題なくなるんだから。……まぁハンターが元々超人だって事もあるけど。


「まぁ仕方ないから諦めよう」

「切り替え早いね……」



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