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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
六月、水無月、June…
53/240

53.点数談義

テストが返却されたようです


「うーん……」

「どうした樂。腹でも減ったか?」

「今食べたばっかりだよ!」

「燃費悪いな」

「違う!」


 曲解やめて!僕はやるけど!

 昼休みの教室で机に突っ伏してる僕もどうかと思うけど。


「どうせテストだろ?」

「うん。今回も散々でね」

「現社は俺より高いだろ?」

「多分……いや、今回酷かった。50いかなかったもの……」

「マジか……俺50超えた」

「うわぁ……槙に負けるなんて……もうおしまいだぁ……」

「酷い言われ様だな」


 ちなみに僕の社会の点数はだいたい70前後。前回は78だった。それなのに今回ときたら……。


「あれ、槙国語は何点だった?」

「安定の80超え」

「くっ……!」

「情報も安定の90超え」

「聞いてない絶望を押し付けないで!」


 槙は情報技術のテストで、毎回どうでもいいミスをして満点を逃している。正直もったいないと思う。


「英語はどうだったの?」

「いつも通りだ」

「……うん。赤点には気を付けてね」

「応……」

「僕は赤点の心配はあんまり無いのが救いなんだよなぁ」

「お前その辺妙に安定してるよな」


 得点のタイプで言うと僕と槙は正反対なのだ。僕は平均値の辺りを上下している。槙は満点から超・底辺まで幅広く取っている。合計は槙の方が少し高い程度である。柚?柚は80点前半で「マズいな……」とボソッと言っていたのを聴いた事がある。あれも努力の結晶なんだろうなぁ。


「機械実習はテスト無いんだっけ」

「あったら大変だろ。班毎にやってる事違うんだし」

「そこだよね」

「それに考えてもみろ。レポートある上にテスト勉強とか辛すぎるだろ。大学かよ」

「レポートの提出に不慣れなのにプラステスト勉強は地獄だね。レポートしっかり書けばある程度覚えられそうだけど」

「あぁ、確かに」


 でも無くて良いよ。面倒だもの。


「ところで、合計は何点だった?」

「どんぶり勘定で600」

「微妙だね」

「まったくだ。樂は?」

「だいたい570かな」

「微妙だな」

「ホントにね」


 良い点なのか悪い点なのかがよく分からない。合計の平均ってどれくらいなんだろう?


「ちょっと本格的に柚に教えて貰った方が良いかもしれないね」

「そうだな。柚だったらしっかり教えてくれるだろう。文句言いながら」

「その光景が目に浮かぶよ」

「それでもなんだかんだ言って引き受けてくれる辺り、柚って案外ツンデレだよな」

「あはは、言えてる」

「…………」

「…………」


 おもむろに携帯を取り出す槙。さて、今回はどうだろう……?


「……来てないな」

「あれ、珍しい」

「可能性としては、今昼飯中か昼休み終わったところだよな」

「あとで来るかもね」


 今僕らが話してる話題の内容についてはだいたい分かると思うので割愛。


「まぁ良いや。そろそろ予鈴鳴るし準備しようぜ」

「そうだね」


 授業の準備を始める僕達。次は数学だったはず。めんどくさいなぁ。



 ――帰宅――


槙「ただいまー」


柚「おかえり。ボクがツンデレだって?君だって大概にツンデレじゃないか」


槙「このタイミングで!?」

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