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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
六月、水無月、June…
51/240

51.怪奇現象

短いです



「う〜〜〜〜ん……」

「どうしたんだ樂?」


 朝。学校の教室で唸っていると、それを敏感に察知した槙がきいてきた。


 僕とて理由もなく唸っていた訳ではないので事情を説明する。


「えっと。夢の話なんだけど」

「ふむ」

「金曜日の夜、なんか変な夢を見たんだ」

「……へんな空間で不審者がしゃべってたり?」

「そうそう。愀が不審者から食べ物貰ってたり。…………えっ?」


 なぜ槙が僕の夢の話を知っているのだろう。僕はまだ話していなかったはず。驚いて槙を見ると、頭に手を当てて


「マジかよ……」


と小さく呟いていた。


「……えっと、ひとつ聞いて良い?」

「……あぁ」

「槙も変な夢見たの?」

「ばっちり」

「…………謎だね」

「あぁ。謎だな。この調子だと愀も、あるいは」

「………………」


 僕と槙はすぐそこで気配を消して話を聴いていた愀を見る。


「愀も見た?」

「見た……」

「「……………」」

「いよいよこれは……」

「ただの変な夢では済みそうに無いな」

「どっちでもいい……」

「愀も考えるの手伝って」

「……」


 参考人は多い方が良い。


「まず一説としては、宇宙じ――」


 HR開始の鐘が鳴る。


「うーい席着けーHR始めるぞー」


 時間とは残酷だ。僕達は話を中断せざるを得なくなった。この話はまた後でするとしよう。



――よし。時間調整はオーケ………


…………なんですか。私は何もしてませんよ?

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