43.アイテムの入手を妨害するセンサーがある
今日も平和ですねぇ
あと、短いです
「――じゃあ、次何行く?」
「なんでも構わないけど」
「それ一番困る返答だって分かってる?」
「もちろん」
放課後。柚とゲーム中。
モ◯ハンで意味も無くモンスターを狩っている。現実でやったら確実に生態系が壊れる。そんなレベルの乱獲。
「それじゃ、べ◯オでも行くかい?」
「ん、良いよ」
「貼っとくよ」
「はーい。にしてもアレだね」
「ドレだい?」
「……柚も人の話遮るの好きだよね」
「身内にしかやらないさ」
「まぁ柚だもんね。アレってのは、このパーティだと尻尾切れないよねって」
「そんなの槙が居ても変わらないだろう」
現在のパーティ。僕 鎚。柚 弩(重い方)。切断は柚の射つ限られた弾数の特殊弾に頼るしかない。槙は弓。切断は……頑張ればできなくは無いけど、位置が高いと難しい(本人談)。切れるものは粗方切ってるそうだ。◯ルガとか、ア◯ムとか。
「尻尾は良いけど、出るかな。棘」
「……まだ足りてなかったの?」
「あと2つ」
「この前から増えて無いし……」
「倒してはいるのにね」
「準備いい?」
「うん」
クエスト開始。
と、同時に玄関が開く音がする。この時間ならまず間違い無く槙だろう。槙が階段を上がってくる。
そいて、開口一番。
「なんでココでやってんだよ!!」
揃って首をかしげる僕と柚。
「何が?」
「何がじゃねぇよ。キョトンとしてんな」
「別にボク達がどこで何をしようと勝手だろう?」
「そうだけど、
それを俺の部屋でやる必要は無いだろって言ってんだよ」
現在地、槙の部屋。槙がいない間に入らせてもらった。
僕達は互いの家の合鍵を持ってる。かなり頻繁に家に遊びに行っていたからか、ある日突然貰ったのだ。
ちなみに槙は鍵をまとめて持っていて、自分の家の鍵、僕の家の鍵、柚の家の鍵、自転車の鍵×2、学校のロッカーの鍵がある。間違えない槙がすごい。
僕は学校から帰ってからココに来た。槙の部屋に入ったら先客、柚がいた。ゲーム機も持っていた様なので槙を待つ間、ゲームしていようという話になった。
そして、今に至る。
「君を待つならココでやるのが一番合理的だろう?」
「とりあえずお前が暇人だという事は分かった」
「何を今更」
「今更なんだけどな。てか俺も交ぜろ」
「さっきクエスト開始したばっかりだから時間掛かるよ」
「まぁ、なんかして待ってるわ」
槙がサラッと話題を変えた。僕達がクエストを終えるのを待ってるそうなので、少しゆっくりやろうと思う。
樂「終わったよー」
槙「なんで50分近くかかってんだ」




