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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
六月、水無月、June…
41/240

41.僕達は何者にも縛られたく無い

何度も言いますが

タイトルと内容は関係ありません。


 放課後。槙の家。


「ちょっ槙酷い!挟まないで!」

「ボムキックすら取ってないお前が悪い」

「うわぁもう体力が!」

「………………」

「愀は淡々と爆弾蹴らないで!」


 ただ今三人でボン◯ーマン対戦中。槙の戦略プレイが鬱陶しいです。


 体力を設定で増やして壁以外の障害物の無いステージ、制限時間3分で戦闘中。僕は既に残り体力が1。次でアウト。


「仕方ないな。コンピューター焼き払うから気ぃ付けろよ?」

「危ないから!ほぼ全面カバーの爆破でしょ!?僕死ぬよ!」

「冷静なお前なら避けられる」

「そんな信頼いらない!」

「というか敵同士なんだから爆破しても良いだろう?」

「フルパワー状態で言っても弱い者いじめにしか聞こえないよ……!」

「………………」

「愀!蹴るのがダメだからって投げないで!」

「……なら囲もうか」

「ごめん僕が悪かったよ」


 キック無い状態で爆弾に包囲される。すなわち死亡。回避不能。


「よし、雑魚殲滅完了」


 コンピューターの事雑魚って言ったよ。確かに弱い設定だけどさ……。


「さて、暇になったから樂でも燃やそう」

「酷い!」

「何も酷くない。これは勝つ為に必要なんだ」

「なんか良い事言ってるっぽいけど酷い!」

「ふはははは大人し―――あれ」

「……隙だらけ」

「え、ちょっ……ぬわーーーーーっ!」

「槙、ドンマイ」

「いや良いから出たアイテム取れよ。俺の遺産」

「遺産!?死んだ時に残してくから!?」

「そう。早くしないと味噌で消えてくぞ」


 そういえばそんなシステムあったなぁ……って、亡き槙の手によって次々とアイテムが消されて行く!回収しなければ――愀が回収に回ってる!?もうほぼ無いし!


「ひ、酷い!」

「だってなぁ?」

「……これも、戦略のうち」

「そうだけど……っ」

「不利な状況は打開できなかったな」

「残念でした……」

「これもう負けるよね」


 残り体力1。ステータスも中途半端。対して愀はフルパワー。どうしろと?


「そんな樂に朗報があるんだが、聞きたいか?」

「……この状況で何か?」

「愀、残り体力1だから」

「えっ、そうなの?」

「………………」

「樂の技術次第では勝てる」

「いや僕そんなに上手くないし」

「運要素も追加」

「……うん、それならいけるかも」


 なるほど。ステータスと技術差を考慮しなければ対等な条件だ。


 ――全っ然対等じゃないよね。負け放題だよね。


「ボサッとしてると味噌が飛んでくぞ?愀のところに」

「いや、それ別に僕には関係ないから」

「愀は爆弾を蹴れるぞ」

「関係あったね。すごく危険だよ」

「だろ?」


 それはそれで危険だ。火力は低いけど攻撃判定はあるんだから。


「だから槙やめて」

「やめるも何も、もう時間が」


 時間?残り40秒。ステージの周りの方から硬いブロック(※壊せない)が出現してくる。出現位置に立ってると潰れて(?)死ぬ奴。

 あれが出現し始めると味噌乱射する外野が消える。狭い中に味噌投げ込まれても困るもんね。


「さぁあと20秒ガンバレ」

「そんな事言ったって……」

「…………あ」


 愀が壁に挟まれた。


「……良かったな、勝てて!」

「おめでとう……」

「なんだろう、この嬉しくない感じ」




槙「じゃあ次行こうか」


樂「次こそは実力で……

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