39.18段、せり上がってくる
今日も平和です
「いやぁ……暇だねぇ」
「そうだね……」
放課後。僕の部屋。
特にする事もなく、かなり暇だ。現在は柚が来ている。柚も暇をもて余してここに来たようだ。
「どうせ来るなら槙呼んで来ても良かったんじゃ……」
「ボクも思ったよ。ここに到着してから」
「意味無いじゃん……」
「流石に今更呼びに戻るのは面倒だった」
ここから槙の家まで100メートル無いでしょ……。
「テ◯リスでもやる?」
「良いけど、どれ?」
柚が提示してくる、様々なテト……種類多っ!ちょっ、柚いくつテト◯スのソフト持ってるの!?
「だいたい7種類かな」
「なんでだいたいで具体的な数字が!?てか読心!?」
「すごく言いたそうな顔してたから」
「なんでそれで――いや、むしろ分かりやすいよね。それだけ数出せば誰でも思うもんね」
「ふふっ……」
あれ……?なんか柚の笑顔が少し怖いよ……?
うん。気のせいだ。いつもの事じゃないか。
「まぁ……良いや。このいつもので」
「了解〜」
「それルールがスタンダードで良い感じなんだよね」
「そうだね。シンプル イズ ベストって言うし」
「っていうかいつもそれ以外やらないよね」
「確かにね。一番実力勝負できるもんね」
無駄にゴテゴテ付け加えるよりも単純なルールの方が僕は好みだ。槙と柚は特にこだわりは無いらしい。僕と違ってどんなルールでもしっかり把握できるからだろう。
「じゃあ、サクサクいこうか」
「そうだね。……サクサク?」
――――――――――
「勝てない……」
「調子悪いね」
「元々この程度だった気もするけど」
「気のせいだろう。ボクが保証する」
「保証されても困るなぁ……」
「槙も交ぜて集中放火したら調子も元に戻るんじゃないかな」
「その理論はよく分からないけど呼ぼうか」
携帯起動。
『今 柚とテトリ◯やってるけど槙も交ざれ』
『命令形だと!?…仕方ない、行ってやろう』
返信早くない?
よっぽど暇だったんだね。
「槙来るって」
「じゃあ一旦通信切るよ」
「はーい」
この時間、僕はする事がないのでしばし待機。超絶暇人タイムのスタート。
「暇……」
「あ、槙来たみたいだよ」
「早っ!」
まだ30秒も経過してないよ!?
「おーす」
「やっほ」
「本当にもう来たよ……」
「あぁ。もう来たぜ」
まぁ、この近さならわからなくもない。軽く急げば僕だってそんなにかからないし。
「でもこれだけ早いって事はよっぽど暇だったんだね
」
「そりゃあな。俺暇人だし」
「じゃあ始めようか」
――――――――――
「は?ちょっと待て四段消し四連ってなんだよ!一致団結してるなよ!」
「そのために呼んだんだよ」
「扱い酷すぎやしないか!?」
槙「あぁもう消すのめんどい!」
樂「まだ生きてるだとっ!?」
柚「しかも長い棒が三本……」
樂「うわぁぁぁ!!」




