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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
五月、皐月、May…
28/240

28.お前ら勉強しろよ

会話で成り立つこの小説!

「くっそ弱者に強いうぜぇ!」

「ガン待ちする君が悪いのさ!」


 放課後。槙の部屋。柚も含めて三人でゲーム中。


 本日のゲームは異説012である。僕は待機中。


「うぉあ!?」

「ふふっ♪」

「どしたの?」

「いや、オルガからカウンターでア○マゲストしたらオルガでアルマゲ○ト喰らった」

「どんな超反応…」

「使いこなすと楽しいよ?」

「そりゃそうだ」

「完全に魅せ技じゃん」


 カウンターをカウンターするとかどんなハイレベルテクだよ…。ていうかなんでこの二人は同キャラ戦してるのかね?


「そういえば柚はテストどうだったんだ?」

「良い出来だろうねぇ…」

「うーん…数学で少しミスしたからなぁ」


 ―――少し―――


「まぁ、悪くて420かな?自信ないけど」


 ―――悪くて420―――自信ないけど―――


「柚は僕の精神をボッコボコにして楽しいの…?」

「うん。楽しいよ?」

「いやそこ肯定したらダメだろ!」

「うわーん!」

「ほら嘘泣き始まった…」

「放置しておけば治るんじゃない?」

「扱いが粗暴すぎる…」


 いや、うん。その通りなんだけど。


「いったいどうしたらそんなに頭良くなるのさ〜」

「復活しよった…」

「何か文句でも?」

「ねぇよ。なんで喧嘩腰なんだよ」

「そうだなぁ…その日やった事をきっちり復習するとか」

「うぐっ」

「うぐっ」

「自主勉強を欠かさないとか」

「うぐっ」

「うぐっ」

「まずはそういうところから徹底していくものだと、ボクは思う」

「「面目次第もございません…」」

「えい♪」

「不意討ち!?」

「静寂の彼方へー♪」

「その上死体蹴りだと…」

「これで五戦五勝だね」

「うわぁ槙負けっぱなし」

「勝てねぇ…」


 槙が弱いのか、柚が強すぎるのか。はたまた別の何かか。……柚が強いんだろうけど。


「ていうか僕待ってるの飽きたよ?」

「スマ○ラでもする?」

「ス○ブラか…ちょっと待て」


 槙が立ち上がり別の部屋へ向かう。


「柚、あのカウンター返しってどれくらい練習した?」

「三日かな?」

「三日なの!?」

「三日かよ…○マブラ、やって良いってさ」

「あ、おかえり。下行こうか」


 〜移動中〜


「ルールいつも通りで良いよな?」

「うん」

「ボクも良いと思うよ」

「私も」


 あれ?一人多いな…。

 少し辺りを見回すと槙の隣に人影が。


「…葵姉(あおいねぇ)、ツッコまないからな?」

「良いよ別に」

「あ、葵ちゃんか。いつからそこに?」

「ずっと居たけど」

「えウソ」

「槙君が先に来たから陰になったんじゃない?」


 サクッと紹介を。

 こちら 神和 葵(かんな あおい)ちゃん。槙のお姉さん。神和三姉弟の真ん中。僕達のみっつ年上で今年度社会人に。

 僕達とは小さい頃からの知り合いなのでかなり馴れている。ご覧の通り敬語も使っていない。これは本人からの申告で。


「まぁいいや……って葵ちゃんすでに1Pに入ってるし」

「手が早いね」

「ちょうど私もやりたかったんだ」

「いつも入ってるだろ…」


 

 ストック5!時間無制限!フィールドはランダム!アイテムはなし!チームもなし!


 開始。


「槙!覚悟っ!」

「何その一致団結!逃げる」

「逃がすかぁ!」

「寄るなぁッ」

「ボクは少し見てるね」

「ちょ、槙君攻撃しないで!」

「ゲーム性根本から否定してる!?」

「殴られたくなければすぐに立ち止まるんだ槙!」

「立ち止まったら殴るし今もうすでに殴ってるよね!?」

「いや私達殴ろうとして無いよ」

「すごい殴りたそうにこっち来るクセに何言ってんだ!」

「頑張れー。あと一つで五段活用だよ!」

「柚は何を応援してんだ!?」

「攻撃に参加してないだけありがたく思って」

「そうだけれども」

「それともボクも君を殴れば良いと?」

「違うだろ!あとちゃっかり五段活用の最後自分で埋めやがった!」


 今日も僕達は平和です。



新キャラ!

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