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193.例えば、こんな朝
タイトルに深い意味は(略
「おはよう!!」
「耳元で叫ぶなやかましい」
おこられた。
朝。布団の中。
目を覚ましたら、隣の槙も起きてたので挨拶。
「槙、今何時?」
「さぁ? 5時半くらいじゃないか?」
「んー……じゃあ一時間は寝てられるね。おやすみ」
「起こさないからな」
「そんな殺生な」
僕遅刻するよ?
「二度寝する方が悪い」
「うー……。柚は起きてる?」
「寝てるっぽいぞ。つっついても反応ないし」
「さっき叫んだのに」
「ふてぶてしいな」
柚は槙を挟んで反対側にいるから見えないけど、たぶんいつも通り槙の腕にひっついてるんだろう。最近寒いし。
「これ柚の友達とかが見たらどう思うんだろうね」
「変わりすぎて信じられないだろうな」
「猫だよね」
「猫だな」
気まぐれだし。ツンデレ(?)だし。
「柚が起きないと俺も起きれないんだがなぁ」
「諦めなよ」
「えぇー……」
「じゃ、僕寝るね」
「起こさないからな?」
根性で起きる。




