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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
八月、葉月、August…
101/240

101.台風接近中

天気崩れますねぇ……



「…………」

「…………」

「……蒸し暑い」

「涼しくなったと思ったらこれだよ……」


 学校。昼休み。……なんだかかなり久しぶりな表現な気がする。


 最近はすっかり涼しくなって、ようやく夏も終わるのかー、とか思っていたのに。妙に高い湿度のせいで体感温度は高く感じる。


「なんなんだよこの暑さは……」

「たぶん僕達を殺しにかかってるね」

「なんて物騒な気候だ」

「世知辛い世の中だね」

「雨……」

「ああ、降ってきたな……」


 うわー、降って来ちゃったよ……この雨下校までに止んでるかな……。


「これでまた中途半端に降ると気温上がるんだよ……」

「降るならしっかり降れって話だよね」

「……日本が水没する程」

「落ち着けよ」

「大惨事だよねそれ」


 うーん……吹き込んでくる風は涼しいんだけどなぁ。止んで欲しいけど、すぐに止むと槙の言う通りまた湿度上がるし。下校直前にピタッと止んで欲しい。


「俺蒸し暑いのって嫌いなんだよ……」

「好きな人はそうそういないと思うよ」

「なんでサウナは大丈夫なのに他だと死にたくなるんだろう……」

「そんなに嫌いなの!?」

「……衣服の問題」

「あー……それはあるかもな」

「なるほど、じゃあ服を脱いで裸になれば不快感もなくなるんだね」

「やりたいならそうしろ。ただし俺は他人のふりする」

「うわぁ素っ気ない!」

「……通報の準備を」

「いややらないよ!?」


 だからなんで僕がツッコんでるの!?槙ツッコんでよ!職務怠慢だー!


「樂がツッコんでるのはアレだ。お前が両刀なのが悪い」

「僕のせいなの!?」

「そしてボケには反応せざるをえない性格なのも原因」

「それ槙のせいじゃん!」

「違うな、俺と柚、それに姉貴のせいだ」

「うわぁ抗いようがない!」


 どう頑張っても勝てない! もう菖さん入った時点で終了確定だよ!そして僕の性格も確定だよ!


「だから諦めな」

「うう……なんでこんな事に」

「俺の幼馴染みに生まれたところで人生詰んでるだろ」

「そうだね……」

「…………何この会話」


 ボケのはずの愀が困惑している。このままツッコミ属性も付加できないかなとか思いつつ、会話を続けた。



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