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高校生達のかなりどうでもいい日常  作者: はんぺん
八月、葉月、August…
100/240

100話記念!高校生達のかなりどうでもいい祝宴2

樂「今日何する~?」


槙「出されたレポート上げようぜ」


愀「………………これは」


樂「――!?あの時の!?」


槙「またアイツかぁ!?」



――――――――

――――――

――――

――――

――――――

――――――――



 みなさんこんにちは!あるいはおはようございます!それでもダメならこんばんは!再度登場、はんぺんです!


「たあっ!!―――!?止められた!?」


 フッ……甘いよ樂君。私が二度同じ手にかかるとでもぐはっ!


「ナイス槙」

「背中がら空きだったからつい」


 だからって回し蹴りは酷いよね!


「いきなり拉致るお前が悪い」

「そうだそうだ!正当防衛だ!」


 ………………良いじゃないか、100話記念なんだし。私だって忙しい中、暇を作っておいたのに……。


「……何故かは知らないが俺にはコイツが嘘をついているってわかった」

「うん、僕も」


 うるさいなこの暇人ども!どうせやる事ないなら少しくらい私の話に乗りなさい!


「「嫌だ」」

「…………」


 ただでさえ前回はろくな事してないってのに!アレ何も祝えてないよ!


「良いよ別に祝わなくて」

「そもそも何を祝ってるのかが分からない」


 どうして分からない!?だから100話記念だって言っているだろう!?


「それが分からないと言っているんだ」

「そんな訳で、僕達を元の場所に戻して」


 …………愀君は居座る気満々だけど。


「えぇ!?」

「しゅ、愀!?」

「………………や」

「いや『や』じゃねぇよ!何椅子に座って落ち着いてんだよ!」

「そうだよ!こんなところに長居したら精神が蝕まれるかもしれないよ!?」


 樂君、君は私をなんだと思ってるんだい?


「がんもどき!」


 なんかすごい間違いしたね!こんなところでボケ挟まなくて良いから!


「いや、俺は餅巾着だと思う」


 もはや練り物でもなくなったね!せめてちくわにして欲しかったな!


「…………大根」


 うんそうだね!大根美味しいよね!味染みてると特にね!でも違う!ていうか何そのおでんの具縛り!


「せめてそこだけは合わせてやろうかなっていう配慮」

「流石にそこまで外したら昆布に申し訳ないもんね」


 そんな配慮いらない……!ていうか昆布じゃない……!!


「なんでコイツ慟哭してんの?」

「さぁ?僕にはおでん汁の気持ちは分からないから」


 もう具ですらなくなったし!なのにおでんから離れないのが謎の虚無感を……!

 分かってて言ってるだろ!?私の(あざな)ははんぺんだよ!!


「いや、もう良いよ味付け卵で」

「ていうかそれ字だったのか」


 当たり前だろう!これが本名な訳ないでしょう!もしそんな名前つける親がいたら見てみたいよ!!


「どうでもいいから早く戻してよ味付け卵」

「お前の本名とか興味ないから帰らせろ味付け卵」


 ……ぁあもう!いい加減しつこいな!君達が次に食べるおでんの具を全部はんぺんにしてやろうか!!


「うわ何その地味な脅し」

「仕方ないな。名前はアルコールランプに格上げしてやるよ」


 全ッ然格上げされてないよね!?もう関連性無いっていうか、もはや食べ物ですら無いよねぇ!?しかもなんでそんな事を上から目線で言うかなぁ!


「うるさいぞビーカー」

「あんまりうるさいと菌の培養するよシャーレ」


 なんか実験道具つながりで展開し始めた!!


「僕達にはお前と違ってやる事があるんだよ試験管」

「レポート提出期限が迫ってるんだよ駒込ピペット」


 しかもどんどん容量少なくなっていく!?


「それとも俺達のレポート代わりにやってくれるのかスポイト」

「それならそれで構わないよガラス棒」


 最終的に容量ゼロと化したよ!というかどうして最初にフラスコとか出なかったの!?


「お前にそんな器の大きさは無い」


 誰が上手い事言えと!?流石にフラスコ程度の器くらいあるやい!!


「なんかキャラ崩壊してきたね」

「そろそろ精神の限界が近づいて来たんじゃないか?」


 くっ……この二人は……!!

 愀君!ちょっと助けて!


「…………食べ物は?」


 え?


「…………食べ物」


 えぇぇ……えーっと……。


「……………………ハァ」


 うわあああああああ最後の希望に見捨てられたーー!


「食べ物で従おうとする愀も愀だけどな」

「ていうか本当にそろそろ帰してくれない?」


 ……………………うん。そうだね。なんかもう私疲れたよ。君達も帰ったらゆっくり眠りなさい。


「お、帰してくれるみたいだな」

「テンションの下がり方がすごいね」


 そして寝過ごしてレポート書くの忘れなさい。


「最後にすげぇ毒吐いたぞ!?」

「うわぁ大人気ない!!」


 じゃあね。また会うその日まで!



――――――――

――――――

――――



――――

――――――

――――――――


槙「――はっ!!」


槙「…………」


槙「……夢……?」

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