表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミヤコワスレ  作者: 樫吾春樹
6/31

小さなことでも

 道ばたに咲いている、小さな花々。


よく見ないと、それに気づかないことも多い。


 同じように、他人の良いところは気づきにくい。


悪いところばかりが目立ってしまう。


 だけど本当にそうなのだろうか。


もしそうなのだとしたら、それは自分の感情が曇っているのではないのだろうか。


目に見えるものではなく、心で感じられること。


身体についている目で見るのではなく心の目で見ると、本当に伝えたいことが見えてくる。


 人を叱ることは簡単だ。


その言葉のまま、意味を受け取るのも同じように簡単だ。


本当にそれでいいのだろうか。


互いに伝えたかったことを知らずに、互いに傷ついたままで。


取り返しがつかなくなる前に、確かめよう。


本当の気持ちを。


 小さな花も感情も、分かりにくい。


だけど、ガラスのような透き通った心なら、きっと気づけるときが来る。


その花の可憐さに。


そして、人の優しさに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ