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ミヤコワスレ  作者: 樫吾春樹
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君色の雨

雨が夜の窓を濡らしていく。


「あなたは今、何を見ているのだろう?」


窓の向こうを見つめて、そんなことを考える。


暗い鏡に映るのは、自分の姿。


だけど、どこかであなたのことを探してる。


早く会えないかな。


想いを募らせ、瞼を閉じる。


裏に映るのは、二人で過ごした時間。


瞼を開いて、また外を見つめる。


いくつの闇夜を越えれば、また光を見れるだろうか?


でも、いつかは。


いつかは、隣にいれるかな。


そう考え、雨音に私は目を伏せる。

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