表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミヤコワスレ  作者: 樫吾春樹
12/31

てふてふ

 ひらひらと空を舞い踊る一匹の蝶。


桜吹雪に紛れて、姿が見えなくなってしまった。


振り向くと、一人の少女が立っていた。


その少女が駆け出したから、僕はその後を追った。


あっちに行ったり、こっちに行ったり。


蝶のような少女だった。


 僕が目を覚ますと、それは全て夢になった。


一体、どんな夢だったのだろうか。


今では、もう思い出すことが出来なくなっていた。


 窓を開いて外を眺めていると、一匹の蝶が通り過ぎていった。


その後を追いかけるように、一人の少女が出てきた。


少女は僕を見ると、笑ってまた駆け出していった。


 それが、僕の初恋でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ