登場人物 7
・小畠 嘉寿男 (おばた かずお)
6月30日生まれ。39歳。牡蠣で唇を切ったマヌケ。
営業一課課長。瑠海にも美希にも愛想尽かされる。
品行方正ぶっている割には節操が無い。
相手が望むものを与えんが為に誰かを泣かしてしまう。負の連鎖に気づいてないのか気づけないのか。
いつでも向上心を持ち生きてきたが、今回の件で久しぶりにヘコたれている。
・麻生 莉加 (あそう りか)
6月30日生まれ。28歳。二課所属。
『急に商談が入った』と火曜会をパスした。小畠は会えなくなるのが残念なハズなのに、瑠海と美希の件があったため内心、ほっとしている。莉加の真意や如何に。
・江口 瑠海 (えぐち るみ)
12月25日生まれ。28歳。二課所属。
心を開いたのに小畠が軽率な行動をしたため、貝のように閉じてしまった。自分の我儘と称して嫉妬を小畠にぶつけ関係解消を一方的に突きつけた。事に至るまでの推察力・観察力は探偵並み。狩人が獲物を仕留めるように小畠に追求した。
ストローに八つ当たりをするなど珍しく感情的だったが、そんな姿を見たのは奈央と小畠ぐらいだろう。
・森 乙葉 (もり おとは)
11月27日生まれ。31歳。はるの彼女。
ブーツをネタにはるのヘソ曲がりを直す。クールに見えてこう言う機転が効くのが新しい職場でウケている。
はるの荒れた手を誰よりも大切にしている。
・塚越 はる (つかこし はる)
2月21日生まれ。26歳。乙葉の彼女。美容師。
乙葉とデートの日なのに、前日に降った雪のせいでお出かけできず不貞腐れていた。機転を効かした乙葉が近所の神社に初詣に行く提案をし、子犬のようにはしゃぎ喜んだ。
自分の手を好きでいてくれる乙葉を大切にしたく、悴んだ手をあたためる。
・四ツ谷 美希 (よつや みき)
2月11日生まれ。22歳。新卒入社 → 一課配属
大人になれた喜びがオーラとなって出てしまい、瑠海に挑発行為をしたため小畠との関係を見抜かれる。美希に悪気は無いのは瑠海も小畠も認識している。悪気が無いからこそ瑠海は暴走しないか心配をしている。
小畠に仕事の報告をした際に避けられていることを察知し、泣いてしまった現場を和田に見られる。
・和田 (わだ)
26歳。二課の営業。モテる為に必死。
仕事終わり、不意に美希と遭遇し泣いているところを見てしまう。差し出したティッシュは使われなかったが、美希に気づきを与えた。
・日南 沙埜 (ひなみ さや)
8月2日生まれ。21歳。和風居酒屋の店長。
フラフラと店に来た小畠がいつもと違う事に気づき、甲斐甲斐しくもてなす。不意に小畠から『可愛い』と言われ彼を意識してしまう。
・伊藤 奈央 (いとう なお)
26歳。男性。小畠の行きつけの店の店長。
瑠海のご機嫌がナナメだったので、気を効かしたら小畠が仕留められた。今回も余計なことを言わない出来たイケメン。




