登場人物 6
・小畠 嘉寿男 (おばた かずお)
6月30日生まれ。39歳。声フェチ。
営業一課課長。天使相手にもやらかした。
今の会社に入れた奇跡を手離したくなく、職場では猫を何匹も被って品行方正ぶる。
抱負の内容を都合良く解釈しているが、瑠海との事があって自ら抑え込んでいたナニかを解放し始めた。
美希の若さと水蜜桃に勝てなかったクズ上司。とは言え美希の初めてを大事にしてあげたく、いつもより丁寧に手ほどきをした。
・麻生 莉加 (あそう りか)
6月30日生まれ。28歳。バツイチ子持ち。
あけおめメッセージを小畠に送り彼を喜ばせた。が、その後に誤爆と思われるメッセージを送信し、すぐに取り消したため彼を混乱させる。休み明けに挨拶をした程度で詳細はまだ聞けていない。
・大井 (おおい)
29歳独身。莉加の派遣会社の営業。
莉加の誤爆メッセージから、年越し時に莉加に手料理を振る舞っていたと思われる。
・江口 瑠海 (えぐち るみ)
12月25日生まれ。28歳。
彼女もまたクリスマス以来、特に接点がなく話をしていない。
瑠海とのキスを忘れないように、唇が痺れる魔法をかけた。
・森 乙葉 (もり おとは)
11月27日生まれ。31歳。はるの彼女。
年越しははると過ごすのが毎年恒例。
・四ツ谷 美希 (よつや みき)
2月11日生まれ。22歳。
ファジー・ネーブルの香り。
髪色はストロベリー・ショコラ。前髪は眉辺りで切り揃え肩先までのセミロングは内巻きにしている。
個別研修に至るまでの道のりは険しかったが、やっと身も心も大人になれた。これからも階段を登り続け成長して行くだろう。
女の勘から小畠に向けられた好意を察知し、手を出さないようにお仕置きをしていた瑠海は流石としか言えないが、逆にそれをバネに頑張ってきた。
個別研修を狙っていたかの様に同期を先に追い返したり、母親に帰宅しない旨を伝え、タクシーが無いなど嘘をついたりと目的の為に手段を厭わない一面も。根が真面目で純粋な分だけ悪化しない事を祈るばかり。
水蜜桃は重いだけでない事を小畠から研修にて教わる。耳が一番の弱点。
・塚越 はる (つかこし はる)
2月21日生まれ。26歳。乙葉の彼女。美容師。
初詣は乙葉と一緒に行くのが毎年恒例。
・日南 沙埜 (ひなみ さや)
8月2日生まれ。21歳。和風居酒屋の店長。
小畠がカウントダウンの時にやわスベ生足を思い出していた。
・優 (すぐる)
39歳。独身。小畠の高校からの腐れ縁。
超が付くほどの素行の悪さだが、どこか憎めない。バイクが好きでヤン車とアメリカンと対極にあるバイクを所有している。
言葉遣いや態度、振る舞いにかなり気を使う小畠が、唯一タメ語や辛辣な態度などの素を出せる悪友。