中年狂詩曲( ちゅうねんラプソディ )

第二章

登場人物 2

前回から情報アップデート

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　・小畠 嘉寿男 (おばた かずお)

　6月30日生まれ。39歳。独身。

　営業一課課長。

　社内の問題を押し付けられる便利(インフラ)屋。

　自我を通すことより他者の想いを優先する。優しさでは無く外ヅラの為と小畠なりの処世術。

　つかみどころの無い莉加に過剰反応する。

　酒、特にビールが好き。

　・麻生 莉加 (あそう りか)

　6月30日生まれ。28歳。バツイチ子持ち。

　小畠の会社の営業に派遣社員として従事。

　力不足(ポンコツ)疑惑が晴れるもパソコンは不得手。

　小畠にパソコンの個人レッスンをしてもらう。

　文学小説の影響で時代錯誤な言葉を用いる事がある。

　小畠が形容したのは隠、薄紫のラベンダー。

　笑った時に大きな瞳が弓の様な形になるのも可愛い。

　・大井 (おおい)

　29歳独身。派遣会社の営業。

　莉加の担当営業でちょこちょこサポートする。

　莉加の入社の際に説明不足な所が多々あり、心の中で小畠に詫びている。

　・江口 (えぐち)

　27歳。莉加より二ヶ月前に大井の会社から派遣された。

　モデル並みの美貌とスタイル。

　小畠が形容したのは陽で、真紅の薔薇。

　・田口 (たぐち)

　46歳。二課の課長兼、事業次長。喫煙者。

　パソコンは一本指打法。

　小畠が田口の言動から意識改革する筈なのだが、今の所クソ虫以下に書かれ過ぎて何も学べていない。

　・森 乙葉 (もり おとは)

　11月27日生まれ。30歳。

　髪色はブルー・グレージュ。

　元小畠の部下、元莉加のバディ。

　現在は小畠の会社を退職し休養中。

　同性愛者。恋人に呼ばれて名前が判明した。

　彼女が居るのに莉加に惹かれた事を後悔し、深く反省している。

　・和田 (わだ)

　26歳。二課の営業。モテる為に必死。

　昇格面談でリーダー職を狙っているが果たして…？

　莉加を莉加っちと呼び、美希を美希ティーと呼ぶ。

　・四ツ谷 美希 (よつや みき)

　22歳。新卒。一課所属。

　小畠が形容したのはピンクのガーベラ。

　ガーベラの様に細身だが、立派な水蜜桃(たわわ)を抱(いだ)く。

　小畠に思いを寄せつつ、莉加の手厚い対応にヤキモチを焼く箱入り娘(お嬢様)。

　・長野 (ながの)

　32歳。二課営業リーダー。喫煙者。

　何を考えているのかわからなく、根暗の様でそうでもない。

　MBAと英語力を活かせる会社に転職したい。

　・大宮 (おおみや)

　49歳。小畠と田口が所属する事業の本部長。

　営業叩き上げ、体育会系のイケイケタイプ。

　腰巾着のような取り巻き連中には頼もしい存在だが、彼に一度睨まれたら覆す事は至難である。

　・はる (はる)

　2月21日生まれ。26歳。乙葉の彼女。

　乙葉と同棲している。誠実に彼女に尽くす。

　二人で就職祝いをしたお店で食事をするのが好き。