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異世界行旅人 ~猫の守護霊と行く異世界セカンドライフ~  作者: ぱつきんすきー
<第2章> 異世界生活準備編
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<第6話> 夢見の悪い夜 そして、


その夜、モノクロの夢を見た。


真夜中の大きな幹線道路。


見えるのは、高速で行きかう車のヘッドライトだけ。


聞こえるのは、せわしなく吐き出される車の排気音だけ。


”ブォーン”

”ブゥーン”、

”キィーッ”、

”ドンッ”。


『い、痛い、痛い、ニャン。』


『お腹と、後ろ脚が……、い、痛い、痛い、ニャン。』


『で、でも、きっと、大丈夫ニャン。』


『み、みんなに、抱っこ、して、もらえば……、きっと……、大丈夫……、ニャン……。』


”タマ”は大好きなみんなに囲まれている楽しい夢を見ながら……。




「わぁー! ハッッ、ハッッ、ッハゥーッ……。」


(”タマ”……、そうだったんだ、……そんな、そんな最後だったんだ、……。)


飛び起きた拍子にかけ布団はベッドの下に落ちていた。


深夜の暗い室内に、独り鼻をすする音だけがしばらく続いていた……。




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