表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モテ期?いや、こんな日々  作者: 春香 光
新たな部活が!?
62/64

4話

「そうなんだ。」


「ぐすっ、ぐず…」


みんなは一瞬驚いたがすぐに優しい顔をする。


「さつきくん、絶対似合うね。僕も一時期だけどやってたよ!」


雪那のそばにいた悠斗が今度はさつきに近づいていく。


「今度女装見せ合いっこする?」


「でも…」


「僕の他にも女装とか男装する人いるから、絶対に楽しいよ!」


「引かれない、かな」


「誰も引かないって趣味とか好きなものは好きでいいじゃん、僕もそうだったし」


「うん、したいです!」


この悠斗の言葉にみんなが目を輝かせた。


「僕の趣味も引かれないかな」


「うん!」


「それでも僕は解決出来ませんよね。帰ります。」


「私も」


「待ってください。みなさんの1歩前進のためなので」


「ですが私は家の事柄でして」


「僕も人に興味がないから」


「それも考えます!」


「ほんとですか。」


「無理だと思いますけど」


俺はさっきの悠斗みたいに相談を解決出来るだろうか。


この悩みは難しいのでは。

でも、ここで。


「2人ともしばらく俺たちと遊びませんか?」


「家のこととかあるので」


「僕もアニメ見ないとなんで失礼します。」


取り残された俺たちはあの二人のことを話し合った。


悠斗はさつきと見せ合いっこの予定を組んでいる。


「俺はどうすればいいんだ?」


「心は…俺と一緒に2人と遊びに行けるようにしよう!」


「なぜそこまで遊びに執着するんだ?」


「そりゃ、2人のことを知るためでしょ」


「そうゆうものなのか」


「私は悠斗くんの見せ合いっこ参加したいんだけどいいかな?」


「いいよ!ってかみんなでしようよ!」


「…それ、やってみるか!初詣の時みたいに…」


これを言った時に後悔した。


見るのはいいけど自分でまたやると言ったということ。


「じゃあ、あの2人も呼ぶのか?」


「…そうだな。」


「じゃあ、秀くんと夕さんも呼ばないとだね!」


「…ああ。」


女装見せ合いっこの予定は決まり次の日に2人に話してみたが


「私はそういうことは」


「僕も」


と言われてしまった。だが、強制で土曜日に秀の家に連れてきた。


男子と女子で別れそれぞれが秀と夕監修の元女装、男装していった。


「どうかな?」


さつきはメイド服で黒髪のおさげ。


「私、脱ぎたいのですが」


ゆうだいはチャイナ服で髪もその服に合わせてお団子になってる。


「僕もういいかな」


はるきは女子高生しかもミニスカにロング。


「…恥ずかしい」


雪那は白ワンピースでハーフアップ。


「イェイ!」


ゆずるはアイドルコスにオレンジ髪ツインテール。


元々陰キャクラブのみんなは顔が見えなかったからびっくりした。


かわいすぎる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ