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リトリビューション  作者: セスラ
【二章】許された幸せ
11/26

特異点にいる君 【後】

これは3構成の後編です。

未読の方は前編からお読みください。

吸い寄せられるように公園の敷地内に入る。

ブランコは、確か入って右側だったな。



いいのか―――?

怖い。この先にあるものは予定外の未来だ。


行かなければいい―――。

そう。そうなんだ。そうだけれど。



そこには女の子が座っていた。

つまらなそうに空を眺め、小さくブランコを()いでいる。


泡いピンク色の服。

あれは、患者の着る服。

なんなんだ、彼女は。


無意識に演算が始まる。

そしてすぐに終わった。


『不明』


何でだ。何故演算が狂う。

彼女のことが何もわからない。

()めるな。何か、何かわかるはずだ。




『死』




死・・・?彼女の、未来・・・?

何時(イツ)だ?どうして?それもわからない。



ただただ彼女へ歩み寄ることがやめられない。




「こんばんは、今夜はいい月ね」



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