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リトリビューション  作者: セスラ
【二章】許された幸せ
10/26

特異点にいる君 【中】

これは3構成の中編です。

未読の方は前編からお読みください。

「遅くなっちまった」


今日、空調修理も終え、快適な空間でのバイトを終えた。

『先輩が更衣室のカギを無くし、帰りが遅れる』

という結果通り、帰りが遅くなってしまった。


「母さん、やっぱり怒るかな・・」

さらに『その後帰宅し、母の説教が始まる』なんて結果も出た。

演算が外れる(ワズ)かな可能性に賭けて、帰宅している。



外れるはずはない。

それが【未来演算】なのだから。


外れるはずは、無いはずなのに。



(キィィ、キィィ)

金属音?この音は、ブランコ?

帰宅途中に小さな公園がある。

そこからブランコを()ぐ音がする。


そんなはずがない。

そんな未来、結果になかった。


久しぶりの恐怖。

起こるはずの無い未来への。



そして俺は何故、その公園へ入ってしまったんだろう。




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