闇姫1
ジリリリ…「うるさいッ!」ガシャン!
ガバッ
柚「うわぁぁぁぁぁ!またか…」
これで50個目だよ…
あ、おはようございます!西菜 柚乃です!
実は私…世界No.1の西菜財閥の令嬢で、
世界No.1の西菜組の時期組長なんです!
ついでに、世界No.1「夜桜」の総長してます!
まぁ、自己紹介はそれぐらいにしといて…
母「柚乃〜おりてきて〜」
めんどくさいので……「おりてるくるわよね?(黒笑」
柚「はい!今すぐおります!」
ドタドタ…バンッ!
ムギュッ←親父が抱きついた音
ドカッ←親父を柚乃が蹴った音
父「ひどいよ…柚乃ちゃん…泣」
柚「ウザイ・キモい・抱きつくな」
あらら、リビングの隅でキノコ栽培したよ…
柚「で、話があるんでしょ?」
母「怒らないでね?柚乃には……………
高校に行ってもらいまーす!」
柚「はぁぁぁぁぁあああ⁉」
なんで⁉
柚「なんで⁉私5歳の時にアメリカの大学飛び級で卒業してるでしょ⁉」
母「なんとなくで決めちゃった( *`ω´)エヘ」
エヘ、じゃないよ!
母「ちなみにもう手続きしてあるから」
はぁ、こうなったら母は止められないな…
柚「分かったよ…いつから?」
母「行ってくれるの!嬉しいわ〜
ちなみに、今日からよ♪」
柚「はぁぁぁぁぁぁぁあああ⁉」
遅刻じゃん!もう…
まぁ、いいけど…
母「これが制服よ!」
おっ!可愛いじゃん!けど、こんな可愛い制服が
私にあうかなぁ…(柚乃はとても可愛いです)
ん?てかこの制服って…
柚「もしかしなくても…桜ノ宮学院⁉」
母「そうよ!ガンバ!」
ガンバ!じゃねぇよ!
あそこって有名な不良ばっかの高校じゃん!
どぅしよう…
まぁ、ばれたらその時に対応しよう!
柚「じゃ、行ってきまーす!」
あれから10分…今、門の前にいるけど…
門が閉まってる!どうすんのさ!
うーん…よし!飛ぼう!
周りに人がいないのを確認して…
ピョンッ スタッ 楽勝♪
よーし理事長室はどこだー!
理事長室に着いたけど…デカッ!
どんだけお金かけるんだよ…
まぁ、それはおいといて…
ガチャッ ん?何もない?
ドタドタ…ムギュッ!ドカッ
ぅええ⁉もしかしなくても理事長⁉
⁇「柚乃〜痛いよ〜」
この声…
柚「陽ちゃん⁉なんで⁉もしかして…」
陽ちゃんとは、私の前に総長してた人だよ♪
陽「そう!そのもしかして!俺が理事長!」
えー!あのドアホだった陽ちゃんが⁉
頑張ったんだねェ
柚「そうだ!私は何組?」
陽「ちょっと待ってろ〜今呼ぶ〜」
呼ぶ?誰を?
陽「一年S組の担任の宮本先生〜今すぐ理事長室に来てね〜来ないと…(黒笑」
(宮先がんばれ汗 byクラスメイト)
10.9.8.7.6.5.4.3.2.バンッ!
⁇「なんですか!あの呼び出しは!」
あれ⁉この人…
柚「康ちゃん!担任なの?」
⁇「ぁあ”?誰だよ俺を康ちゃんとか呼ぶ奴は!テメェか?殺すぞ!(殺気」
ん?誰に向かってそんな口きいてんのかな?
逆に殺してあげようかな?
陽「康……それはお前が悪い」
康「は?どういうkバキッ」
ムカついたから殴ってやった♪
あ、心配しないで!1%も出してないから♪
康「いってぇぇぇぇえ!え?ゆ…柚⁉」
柚「あったり〜よくできました(黒笑」
康「ご…ごめんなさい!許して!」
ん〜まぁ許してやろうか
柚「別にいいけど、チャイムなるよ?」
康「やべえ!早く行こう!」
陽「またいつでも来てね〜」
柚「気が向いたらね〜」バタン
陽「柚…お前はまだ闇の中にいるのか…」
陽ちゃんがこうつぶやいていた事を柚は
知らない…
柚「てか、Sって?」
康「スゴイ奴らが集まるクラスだ。柚は
頭脳で入ってもらう」
ふーん…
康「着いたぞ。呼んだら入って来てね」
ザワザワ…ガラッ シーン…
おい康ちゃん…一体何をしたんだよ…
康「今日は転校生がいる。柚、入ってきてください」
スタスタ…
柚「西菜柚乃。よろしく」ペコッ
康「…それだけ?」
柚「それだけ。私の席は?」
康「そ、そうか…席はあそこだ」
やった!窓側じゃん!寝れる!
何かめっちゃ見られてる…
すみませんね!ブスで←めっちゃ可愛いです
何か私の席の周りが空いてる…
図に表すと…
空 空 空
私 空 空 って感じです。
まあ気にしないけど。
って事で、おやすみなsガラッ
誰だ〜私の眠りを邪魔したやつは〜怒
⁇「あれぇ?僕らの席の近くに誰かいるよぉ
転校生?名前は?」
柚「人に名前を聞くときは自分から。」
⁇「え!僕らを知らないの⁉」
柚「知らない。知ってたらストーカーですか
って話だけど」
⁇「そ…そうだよね…僕は矢野翔真!」
可愛い系が翔真…
⁇「俺は佐倉浩太。よろしく」
無口系が浩太…
⁇「俺は立花勇太!よろしくな!」
女たらしっぽいのが勇太…
⁇「俺は嫌だそ!女に自己紹介するなんて
口が腐る!」
それはちょっと酷いな…
翔「ちょっと拓馬〜いくらなんでも酷いよ
その言い方は」
柚「別に大丈夫。」
翔「ごめんね?こいつは佐伯空。女嫌い
なんだ〜」
女嫌いが空…
⁇「…佐山蓮」
必要以上に喋らないのが蓮…
翔「君は?」
柚「西菜 柚。よろしくね♪」
翔「よろしく♪話があるから屋上にきてくれる?」
柚「?いいけど?」
翔「じゃあ着いてきてねぇ〜」
あれから屋上に来たんだけど…
誰か喋れよ!イライラする…
翔「柚ちゃん。僕らの事を知っても軽蔑しない?」
柚「しない。絶対にしない。」
翔「じゃあ言うね。僕らは……
「蒼龍」なんだ。」
柚「あの全国No.1の?」
翔「よく知ってるね。軽蔑した?」
柚「なんで軽蔑するの?意味わかんない」
翔「やっぱり柚ちゃんは違うね。普通の女子だったら媚びたりするけど、柚ちゃんは軽蔑もしないし媚びたりもしない。」
柚「媚びたりするのは、「全国No.1の蒼龍の
姫」って言う肩書きが欲しいだけでしょ?
私はそんな事しない。一人一人の事を見る。
そうするって約束する」
翔「やったぁ!初めてだよ!こんな事言ってきた子は!」
蓮「ふっ笑お前、気に入った。」
翔「蓮も気に入ったの〜?ねぇ蓮。あれに
しない?」
蓮「いいな。おい、柚乃。姫になれ」
柚「ん?空耳かなぁ?今姫になれって聞こえたけど…」
翔「空耳じゃないよぉ〜柚ちゃん〜姫になってぇ?」
柚「ぅええ⁉マジで?」
蓮「マジで。てかなれ。」
柚「ちょっと電話していい?」
蓮「ぁあ。いいぞ」
プルルルル…
《何だ?》
柚「蒼龍に姫になれって言われてるんだけど
なってもいい?」
《いいんじゃないか?なっちまえ》
おいおい…随分適当だな…
柚「分かった。バイバーイ」ブチッ
翔「何ていってたぁ〜?」
柚「いいよ。姫になってもって言ってた。」
翔「やったぁ!じゃあ今日からよろしくね」
柚「ねぇ!姫になるのはいいけど…私を守って死ぬなんてしないでね。蒼龍が危なかったら私も蒼龍を守るから」
蓮「ふっ笑お前は守られとけ。まぁ、そんぐらい危なかったら守ってもらうわ」
柚「ありがとねニコッ」
蓮「/////」
柚「何で顔赤いの?風邪?」
蓮「(鈍感…)」
こんな感じで、私の姫生活スタートです!