拭い去れない感情
憎しみを隠しもせず、私は彼に「大嫌い」と言う。彼は嬉しそうに「ありがとう」と答える。
「馬鹿じゃないの」
「何で?」
屈託のない笑顔に、尚更腹が立った。
「嫌いと言われて、どうして喜べるのよ!」
「嬉しいから」
「嬉しい……!?」
絶句する私を見て、彼は笑みを深めた。
「だって君は僕に、感情を抱いてくれている」
――僕を傷つけたいなら、その感情をなくせばいい。
ずるい。そんなこと、絶対できっこないって知ってるくせに。
んーとですね…これは、アレです。ちょっと解説します。
この男はどんな醜い感情でも、自分にぶつけてもらえるのが嬉しいんです。それって自分に何かしらの興味を持ってくれているってことですからね。ほら、何の関心もない人を嫌うことってできないでしょ?
…まぁ、そういうことです。
いやはや、200文字って…難しいですね。なかなかまとめられません。
いつも以上にグダグダになった気が…(苦笑)
とりあえずもう一つ挑戦してみたうえで、反省します。…えぇ。