登場人物紹介:其ノ二
こちらでは、本作「賢者の息子と呼ばれても 」の登場人物を紹介させて頂きます。
まず原則として、『間章ノ一&第二章&余章ノ二』の時点で登場している人物を記述する形式とさせて頂きます。
ちなみに、各項目の中で……
(●)で示される人物は、実際作中に登場する人物を……
(※)で示される人物が、作中で名前が挙がったのみの人物を……
それぞれ示すものとさせて頂きます。
◎ コアトリア家の関係者
○ コアトリア家の人々
● ケルティス=コアトリア
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● レイン=コアトリア
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● ラティル=コアトリア
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● メルテス=コアトリア
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
○ コアトリア家に近しい人々(?)
● メイ(MM-Hmn-4'-Wd/ctr-01)
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● リュッセル
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● シェアナ
セイシアの守護聖霊を務める中位聖霊。生前は、西方大陸の女戦士であったらしい。ただ、その出自等の詳細を知る者は少ない。(他大陸の歴史にも明るいティアス、ラティル、メルテスは一応知っているが、残るコアトリア家の者は朧気にしか知らず、北方大陸で彼女の出自を知る者はおそらくいないと思われる。)
複数の姿を取ることが可能な聖霊の一柱である。(もう一つの姿とは西方大陸で語り継がれる伝説の幽霊騎士――“影の騎士”のものである。)
また、その第二の形態の姿や、普段から全身漆黒の鎧で身を包んだ姿をしていること等から、一見すると聖霊に見え難い姿をしている。
〔生前種族/性別〕
人間(アティス人)/女性
〔髪/瞳/肌/翼〕
黒/紺青 or 真紅(“影の騎士”形態時)/白(淡褐色?)/銀色
〔所属/階級等〕
戦神系神族/中位聖霊(戦乙女)
〔異名〕:初代“影の騎士”(第二形態時/秘匿事項)
◎ セオミギア大神殿関係者
○ 学院学舎の生徒達
● ニケイラ=ティティス
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● カロネア=フェイドル
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
[補足]実は、“夢幻神”イーミフェリアの巫女として修行を、祖母の許で行っている。
● デュナン=ディケンダル
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● ヘルヴィス=ペンコアトル
ケルティスの同級生となった少年。ユロシア地域にある王国の一つであるルネミギア王国の出身で名軍師として名高いルギアス=ペンコアトルの嫡子である。ルネミギア王国においては神童として名が知られているようだ。
〔種族/性別〕
人間(ユロシア人)/男性
〔髪/瞳/肌〕
緑味がかった銀髪/紫/白
〔年齢〕:11歳
〔所属/階級等〕
ルネミギア王国/上級貴族子弟(スヴェンガル伯爵嫡子)
セオミギア大神殿/学院中等部生徒
○ 戦院の関係者
● グリピス=クルブレーク
戦院所属の神官戦士である人物。優れた武技の持ち主であり、戦院において戦技教官を務める高位神官でもある。時に学院で行われる“武術”の授業で教官として出向することがあり、今回はケルティス達に“武術”を教える教官の一人を務めることになる。
〔種族/性別〕
人間(ユロシア人)/男性
〔髪/瞳/肌〕
栗色/琥珀色/白
〔所属/階級等〕
セオミギア王国/貴族(準貴族)
セオミギア大神殿/戦院高司祭
◎ その他の登場人物
○ セオミギア王国外の人々
● ルギアス=ペンコアトル
――『登場人物紹介:其の一』を参照――
● アナフォシア=ペンコアトル
ルギアス=ペンコアトルの妻にして、ヘルヴィス=ペンコアトルの母である女性。ルギアスの半分程の年齢しかない幼な妻であるが、歳の差の夫婦であるが夫婦仲は良好らしい。(ちなみにルギアスにとっては二番目の夫人となる。)
〔種族/性別〕
人間(ユロシア人)/女性
〔髪/瞳/肌〕
緑味がかった金髪/榛色/白
〔年齢〕:29歳
〔所属/階級等〕
ルネミギア王国/上級貴族(スヴェンガル伯爵夫人)
○ 神族に該当する方々
● ジェータ
イムラーダの守護精霊である中位聖霊。古代紀初期の南方大陸において、フィディア人の大族長を務めた女傑ヴィラ=フェデフの補佐として仕えた女性の一人。
〔生前種族/性別〕
人間(フィディア人)/女性
〔髪/瞳/肌/翼〕
紫/深緑色/暗褐色/紫
〔所属/階級等〕
夢幻神系神族/中位聖霊
● チンチュア
カロネアの守護精霊である中位聖霊。神代紀に“夢幻神”イーミフェリア女神の侍女を務めフェンファ族の祖でもある仙女イツィアに仕えたティンフの女性。ティンフの中では珍しい青い毛髪を有している。
〔生前種族/性別〕
フェンファ族(ユィシャン・ティンフ)/女性
〔髪/瞳/肌/翼〕
蒼青/金/白/瑠璃色
〔所属/階級等〕
夢幻神系神族/中位聖霊
● エルコアトル
“知識神”ナエレアナに仕える最上位眷族とされる聖蛇。神代黎明期から八大神の一柱である“知識神”ナエレアナに仕えた存在にして、二大神竜が産み落とした十大竜王の末子でもある。この世界の全ての魔法に精通しており、同時に世界の歴史を神代以来記録し続けている。ここから“魔法を司る神”や“世界を見守る者”として広く崇拝されている。
その姿は白い鱗と虹色の翼を持つ巨大な蛇と言う姿をしているが、時に虹色の髪を持つ白皙の青年と言う人間形態の姿をとることもある。(ちなみに、人間形態時のエルコアトルとティアス=コアトリアは瞳の色以外は殆ど瓜二つの容姿をしている。)
生まれたばかりのティアス=コアトリアを拾って養育し、ティアスやその子であるケルティスを(守護聖霊として)庇護している。
〔種族/性別〕:竜王/無性
〔髪/瞳/肌/鱗/羽〕
虹色(人形時)/金/白/白/虹色
〔所属/階級等〕
知識神系神族/聖獣(虹翼の聖蛇)
神竜系神族/皇位竜王(虹翼皇)
〔異名〕:虹髪の賢者、全知者