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8/8

あとがき?

ふう~

長い長ーい時間を経て、やっと最終話ができました!


この小説の相応しい結末を考えるために、かなりの難産でした。

どんでん返しなしとタグを付けつつ、やはりちょっと予想外な展開がほしいから、

作中にずっと触れていない部分を書いていました。


これも一つの叙述トリックですよね......正直、できるだけ使いたくなかったですが、

このエンディングになら、一番開放感があっていいなと思っていました。


それに、ちょっととある少年とトラの漂流物語に少しオマージュ?という感じで、

”本当かどうか君次第!”みたいな感じに書いていました。


でも、かーーーーなり迷いましたからね。


だって、中途半端なところに全部読者さまに剛速球で投げやりだから、

本当にいいのかって散々迷いました。

だが、他の形で色々試しに書いてみると、やはりありきたりなものになっちゃいますし、

一番想像できる結末のほうがいいと、最後はこの形になりました。


何はともあれ、こんな拙作に最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

念のため、ここでは舞台や背景などのことについて簡単な解説をしますが、特に複雑な設定をしておりません。


三人が転移された場所は、ゲームの中の世界です。

カノウはこのことについてわかっている。

彼の時代では、このゲームは”呪いのVRゲーム”と呼ばれている。


なぜ呪いのゲームと呼ばれているのか、作中では深く描写していないかもしれませんが、

実はこの三人、一部の記憶が喪失している。


喪失した記憶は直前の記憶なので、ここに来た経緯は覚えていないだけ。

普通の場合、このことは現実に戻っても戻されない。願いをしない限り、戻されない。

だが、ゲーム中の体験はちゃんと残っている。死の体験も。

だから主人公は経験した体験が言えます。

......以上は普通の場合です。

カノウは少々違うところがあって、カノウは、自らゲームに入るということだから、その記憶自体は、触媒によって、戻されます。

原因は、特になし。人間は呼吸するのと同じです、


それで、”ぬいぐるみ”という存在は、全ての黒幕です。

さっきも書いていましたが、このゲームは呪いのゲームです。

だから、”ぬいぐるみ”の存在は、この三人、または他の人を招いた元凶です。

そうする理由は、人間の記憶を食えば、自分も人間になれるじゃね?という考え方です。

この点で、”少し思考ができるようになる”のほうを選ぶと、どうなるのか、皆様の想像次第です。


呪いのゲームは次々と人間たちをおびき寄せて、ゲームの中に召喚する。

叶えたい願いを叶えるために、記憶の代償が必要だ。

さあ、捧げてください......


こういうちょっとTRPGみたいなキャッチコピーも考えました。


で、ご褒美に関して、願いのことはずるな願いをしなければ、ほとんどの願いが叶えられます。

叶えられない願いは、作中にもある部分に書いていたと思いますが、ずるな願いをしたら、死、だけです。これだけ。

他に特筆すべきことはないと思います......あ!残機数は最後の一機、実はぬいぐるみの分です。

もしぬいぐるみのご褒美を選んだら、ここのストーリーも発展できますが、割愛します。

主に書きたくないです。


ちなみに、”ボーナスステージ”の展開も考えました......

カノウは一人に残って、だがゲームは協力でやらなければ通過できないとか、他の二人は最後的に一緒に残るとか、そして、友情を芽生えて、ゲームクリア!という展開。

でも、この作品、元々時間のバランス感覚がおかしいし、関係性のことまでぶっ壊れたら、なんかいやだなと思って、捨てました。それに、そうなると話がもっと長くなると思うし......私が書いた場合です。


人物のことはすでにキャラクター設定のほうに書き置いたので、ここには特別に言うことはありません。

強いて言えば、三人はちゃんとゲームの中に入って、脱出したということだけ言っておきます。

妄想オチとか、夢オチとか、そういうものではありません。

大事なことなので、もう一回言います。

この小説は妄想オチとか、夢オチとか、そういうものではありません!

大事なことなので、三回言います。

この小説は妄想オチとか、夢オチとか、そういうものではありません!


どういう脱出の過程なのか、そこら辺はご自由に想像してください。


あ、ちなみに、お人形運びのゲームの原型は、ちゃんと参考したものがあります。

かなり昔のアドビ・フラッシュゲームで、『Good Night Mr. Snoozleberg』という海外のミニゲームです。日本語の訳はわかりませんが、面白いパズルゲームです。


では、大体の設定は全て書いたと思いますが、もし疑問があったら、ぜひぜひ感想とか書いてください!


それでは!

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