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9 GW 1日目

少しづつ読んで下さる方が増えて居るので嬉しいですね。

拙い文章ですがよろしくおねがいします。

「自己紹介まだだったよね?」

鑑定結果で思ったのは、武術が凄いなと思う。まだ若いのにそこに至るまで、随分努力したんだろうな。


「俺は只野洋一(ただのよういち)で、こっちのスライムはコロ丸」

テーブルの上に鎮座してるコロも紹介をする。


「私は、大善弥生(だいぜんやよい)ですよ。てかさっき何かしましたよね?」

鑑定がバレてるな。


「ああ、ごめんな。鑑定ってスキル使ったよ。何で解った?」

「へえ〜、そんなスキルもあるんですね。解ったのは感かな?違和感を感じましたよ」

はは、第六感見たいなもんかな?いろんな人鑑定したけど今まで感づかれてたのかな?

「私は、なんかそう言うの昔からよく当たるんですよ」


「大善さんは、何で見える様になったの?」

「名字で呼ばないで欲しいんですけど、名前で呼んで下さい」

「初対面で名前呼びは」

「良いんですぅ。だって大善って厳つくて嫌なんですよ!」


「じゃあ、弥生さんで」

「さんも入らないんです!」

結構グイグイ物事はっきり言うな。

「わっかたよ、その代わり敬語じゃ無くても良いし、俺も洋一で」


「うん!ヨロシクね。洋一さん」

「俺もさん入らんけど、まあ良いか」

会社では何故か俺は名前で呼ばれているから違和感は無いが、女性を名前呼びは違和感を覚える。


「それで私が見える様になったのはね、道場で朝の稽古を一人でやってたら突然光出して虫?ハチ見たいだったけど突然でビックリだよ、後は大きかったよ!」

『ハチの魔物って、キラービー?』

『そうだね、擬態する?』

『ああ、原寸で頼む』

およそ30cmのハチになる。


「そう!それだよ。コロちゃんって変身できるんだね」

「擬態ってスキルだ」

「それでね、行き成り襲われそうになったから斬っちゃった」

はは、倒したんだ。


「だって、お腹の針を突き出してきたから、それに真剣で練習してたしね」

武術の心得があると物怖じしないんだな。


「倒したらなんか頭の中でレベル3って言われて、半透明なウインドゥが現れたんだよ」

「そりゃあ、ビックリするか。だがよく倒せたな、意外に外殻硬いぞ」

とコロをコンコンする


「私ね尾張貫流槍術やっててね、剣術も円明流も習ってるんだよ」

「はは…、強そうだな」

多分ステータスのゴリ押しじゃ無いと勝てないな。


「ちょっと聞きたいんだけど、最近変なニュース流れてるけどアレってこう言い魔物?」

「そうだな、見えないのはどうやら魔法陣みたいなのに触れないとダメそうだな」


「私は咄嗟に魔法陣?から出ちゃったけど一応触れたし、洋一さんはコロちゃんに襲われ無かったの?」

「あ〜、俺は家で晩酌してて座ってたし、もう40のオッサンだぞ素早く動けるか!」


「そうなんだ。あっ、私は21だよ」

若いな、俺20代の頃には結婚してたなあ。

「40に見えないね?誤魔化してない?」

「肌があんまし荒れてないからそう見えるらしいよ、髪の毛様は後退してるがな」

ハンチングキャップを取る。


「へえ、私は気にならないかな。道場に多いし」

「俺も気にしては無いが、被ってると若く見られるからな」


「そんな理由!」

オッサンでも若く見られたいのよ。

「弥生は、らし○ばんでなんか探してたの?」

「私はね、鬼○グッズ探してたの!」

と、30分位熱く語ってくれた。

まあ好きな物の話は聞いて貰いたい気持は解るので、おとなしく聞き手に回る。


「私ばかり話してゴメンナサイ」

「いや、俺もアニメと映画は見てたから問題ないな」

「そう言えばコロちゃんとはどうやって意思疎通してるの?表情?フィーリングとか?」


「まいっか。念話ってスキルがあるんだよ」

悪い娘じゃ無さそうから良いかな。

「良いなぁ、私もコロちゃんと話して見たい」

『コロはどうする?』

コロに確認をとっておく、

『うん、大丈夫だよ。最初会った時から悪い感じしなかったよ』

『OK』


「ちょっと待ってね」

弥生にパーティー申請と念じて見る。だってコロとパーティー組んで以来ずっと試した事無くてやり方解らんし。


「あ、なんか出てきたよ」

「それのYES押してみ」

どうやら他人ステータスウインドゥは見えないらしい。


大善弥生(だいぜんやよい)LV3〉

〈NEWSKILL:念話1〉


「スキル覚えたかも!」

「それで心の中で会話してみなよ」

コロをじっと見つめてる。


『コロちゃん!始めまして』

『やよいヨロシクね』

「うわー聞こえた!コロちゃんの声可愛い!」

テンション高いな!オジサン疲れちゃう。


「この念話はレベル1で10K位まで声が聞こえるぞ」

「洋一さんの念話のスキルレベルはいくつ?」

「俺とコロはレベル2だな、これで20K位だと思うが最近コロとそこまで離れた事が無いから解らんな」


「ずーるーい!私もコロちゃんと話ししたい」

俺にどうしろと…。

「後、このミニマップってなんです?」

「俺のスキルの地図だな、パーティーには共有出来るんだな」

マップは共有出来るんだな、コロはあんまし見て無さそうだったから知らなんだ。


「青点がパーティーメンバーで赤点が人に敵意有りで白点がその他大勢かな」

「便利良い!私もこのままパーティーに入れといて」

突然何言ってんだ!


「折角、知り合えたのにそれにバイバイしちゃうとコロちゃんと会えなくなっちゃう!」

う〜ん、どうしたもんか……。


「念話は届かなくても携帯有るでしょ?そっちで連絡するし、良いでしょ?」

強引だな。

『よういち、大丈夫だよ!それに仲間多い方が良いよ』

『わかったよ』

まあ、コロも乗り気だからしか無いか…。


「コロも了承してるから良いよ」

「やったー!ありがとう洋一さん」

『コロちゃんもヨロシクね』

『よろしく!やよい』


賑やかなパーティーに成りそうだな。

「じゃあパーティーメンバーだから俺の持っているスキルとコロの持ってるスキルも教えとくよ。ついでに基礎レベルとステータスもね」


基礎ステータスにスキルを説明して行く。

案の定……。

「チートだよ!何アイテムボックスとかずるいよ、私も欲しい!それに二人共ステータス高いよ!」

まあそうなるよね。レベル上がってステータスが大幅に上がってるし、弥生もレベル上がればこれ位になるよね?


『よういちたぶん何か称号あるんだと思うよ』

「「えっ!」」

「うん?弥生はコロの声聞こえた?」

「ってことはパーティー会話見たいなもんかな?」

「あはは、ゲームぽいね!」

まあこのウインドゥはどう見てもゲームだよなあ。

てか称号?ナニソレ?


『でもステータスウインドゥに載って無いぞ』

二人に対して念話を向けて見る。

『まだ見れ無いんだよ』

『わわわ!皆の声が聴こえる!』

だが、無言で表情や身体を動かすとよけい目立つな。

「目立つからコロ以外は普通に話そう」

結論から行ってレベルアップに期待だな。

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