3 検証
会社に到着した。因みに念話は家から直線で約10K届く。
コロは暇つぶしに喋りかけてくるので、自分も念話を送り返してる。うっかり言葉を出さないように注意しないと、痛い人に見られるな。
到着時間は、朝の6時。別に決まりでも早出残業でも無く只の習慣だ。就業時間は7:30〜16:30。会社着いてのんびり癖が付いただけなのでブラック企業って程でもない。
営業職から離れ今は、倉庫業務を熟しながら偶に配送を手伝う。土日は基本休みなので明日からはコロと自分のSKILLの検証をしよう。
御昼御飯はコンビニ弁当を買ってスマホを見ながら食べている。行儀はよろしく無いが新聞広げるよりコンパクトなので。
〈NEWSKILL:粘糸1(コロ丸)〉
―――うん?なんかコロがSKILLを覚えたらしい。
『コロ、SKILL覚えたのか?』
気になったので、念話を飛ばしてみる。
『なんかね、わさわさする虫食べたら覚えたよ!すごい!?』
ははは……。テンションが高い。会社に出勤中もいっぱい念話を飛ばすから少し控えてと頼んだので、話し掛けられて嬉しそうだ。
まあ、家でボッチだから少しは構ってあげないとね。
―――って事は、コロは吸収すればSKILL増やせるのか?後はSKILLのレベルは使えば上がるのか?それとも同系統の吸収?基本レベルの上昇か?
まあ明日から確認してみよう。久々にワクワクする。
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――16:30 さてと帰りますかな。身支度を整え、お疲れさまでしたと同僚に声を掛け階段を下りバイクのもとへ。
いつものスーパーで買物を済ませ家路へ。
ガチャ。ただいまー。
『おかえり!』
久しく聞いてない、この言葉…一言でも嬉しいものだな。
ピンポーン!
うん?珍しい来客なんて殆ど無いのだが、モニターに映っているのは大家さんだ。
一瞬コロの事がバレたのかと、背中に冷たいものが流れる!
『コロ!隠れておとなしくな』
『??』
ガチャ。
「こんばんわ」
「只野くん、こんばんわ。駐車場の位置もう戻してもらっても良いかな?」
なるほど、引っ越しシーズンだから車に傷が付いちゃいけないと、大家さんの自宅の駐車場に停めていたのだ。
今は、同僚の車だが、マイカーはOYOTAのdD一番初期型だ。長男が産まれる少し前に購入し、長男が車の免許を摂ったので相談してきた。同じ車が欲しいと、だったらこれ、ヤルから取りに来いと。
車が無いので、暫くは会社に置いてある同僚の車を借りている。動かさないとバッテリーがアガるんだよ。何度かあがってるのでその度に自分が乗ってみたりバッテリー交換したりと合鍵も預かっている。
だが次の車は購入予定はある!ONDAのMvanだ。独り身になったので軽自動車に乗り換えて、ぶらぶらしたり車中泊出来るようにしようと思って。
納期まではまだ掛りそうなので車は借りているのだ。
と、大家さんとの会話の最中にいつの間にかコロが俺の足元へ…。
冷や汗ダラダラだ。見られた!ペット禁止なのに…。そもそも犬猫の類では無いので通報案件ものだ。
「只野くんごめんね、長く話し混んで。」
「いいえ。もう、ちょっと飲んでるので明日、車は動かしますね」
コロ姿が見えて無いぽい?
「いいよ、いいよ。お邪魔さま」
「はい、おやすみなさい」
ふー…正直焦った。見えるのにも条件が必要なのか?想い当たるのは、コロが召喚されたときに俺も魔法陣に触れてたとか?
例が無いから分からんが、心の片隅に置いて置こう。
さてと、コロに少し注意と説明をしておいて夕飯準備だな。
「コロ!まだ俺以外の人に見られる訳にはいかないから出て来ちゃ不味いぞ!」
『ごめんね』
「コロ以外のモンスター?とかは、外には居なかったんだから、少し我慢してね」
あ〜…でも今日は、大丈夫そうだったし少しくらい良いかな?
「明日はちょっと散歩行こうか?」
『うん!よういちの世界見たい』
「世界が違うって解るの?」
『魔力が殆ど無いよ』
この世界は魔法とは無縁らしい。うん?そういや
「コロの名前付けた時、ダルかったんだが?」
『よういちのMP貰ったよ』
マジかよ!慌ててステータスと言う!
良かった MP15/15
『昨日、飲んだら回復したよ』
マジかよ!酒ってMP回復するんだな。
「てことは、食べ物でHP回復するの?」
『ちょっとだけ、ヒール使うと回復するけど僕は使えない。ごめんね』
ゲームとかで使える魔法はあるんだな。コロは使える魔法は覚えて無いそうだ、残念。
ただ、魔力は扱えるのでそのまま使用可能だそうだ。
『見せても良いけど、部屋壊れるよ?』
だそうだ…。確かにその通りだな。
まあ明日、外で試し撃ちでもして貰うか。
まあこの話しはお終いで、取り敢えず夕飯にするかな。……って部屋の中なんか綺麗になってないか?
「コロ掃除したの?」
『?、転がってただけ』
あ〜なるほど、転がって身体に付いたゴミやらは吸収したのか。ル○バかよ!
「でも綺麗になってるぞ。ありがとな」
そう言って撫でる。少しヒンヤリ冷たい。
今日は早く帰りたかったので、出来合い物だレンチンして終わり。
さてとそれじゃあ乾杯
『カンパーイ』
さてと呑みながら自分のステータスチェックだな。ステータスと念じる。
只野洋一 種族:人
LV 4
HP 62/53
MP 15/15
STR 8
VIT 5
INT 4
DEX 17
AGI 8
LUK 7
SKILL
射撃3 狙撃7 剣術1 御者6 騎乗3
釣り2 錬金5 地図2 鑑定1 念話1
DEX高いのは多分、幼い頃竹を削って玩具造ったりやガ○プラ造ったりしてるからかな?出来れば運が高い事を祈ったが、これが高いのか?それとも低いのかもわかんね。
基本ステータスは良いや、SKILLだな。射撃と狙撃は10代の頃からやってたサバゲーと海外で試射出来る練習場の影響かな?剣術も学生時代少し剣道やってた影響だろう。
御者は多分、車の運転とかフォークリフトだろうな。騎乗は乗馬経験はあるが1回だけだし…バイクかな?
釣りは趣味だし、地図は営業職の外周りでナビもスマホも無かった時代に地図本見ながら運転したなあ。
気になるのは錬金と鑑定だな。
錬金は会社で扱ってる危険物や毒劇物の影響なのだろうか?錬金で大佐の炎だせるかな?だがあれは錬金術だしな。
そんで鑑定。今まで生きてた中で慣例性ある物が無いな、鑑定はある意味チートだから有り難いけどね。
よくある、鑑定で宝くじだよな。まあ買うけど!
使ってみるか、鑑定と念じる。
念話と一緒で声に出さなくても大丈夫そうだ。
焼酎乙類
麦25%
残4.1L
まあ簡素なのはレベルが低いからだろうな。会社で色々鑑定して見れば良かったか!?まあいっか。
「コロ、鑑定掛けても良い?」