13 GW3日目
大膳弥生LV4
LV4
HP 68/68
MP 12/12
STR 13
VIT 5
INT 5
DEX 23
AGI 26
LUK 8
SKILL
剣術4 槍術6 弓術2 舞踊2 料理3
念話1 魔力操作1 属性適正1火水風
『前に上がった時と全然違う!凄く身体が軽い』
『よういちの称号名わかんないけど、やよいに効果あってよかったね』
『洋一さんチートだ』
いや知らんがな、恩恵あるなら良いんじゃないのか?
用途不明だが、一応魔石をアイテムボックスに収納して置く。
『車に戻るか』
『『はーい』』
歩く事15分、戻って車に乗り込む。さてと、本日の目的地の空の駅へ行くかな。
久しぶりに志和町の景色眺めたが、スーパー等は健在だが、飲食店はシャッターが降りている。休みなのか、閉店なのかは解らないが寂しいな。
少し走ると、八本松町だが直ぐに東広島市の西条町へと替わる。
バイパスから降りて国道375号線を北上する。
1時間位走れば俺の田舎に辿り着くが、今日は西条ICの交差点を曲がり、高屋町方面へ進む。
高屋駅の交差点をゆっくり走行し…いないか。
『駅の方に誰かいるの?』
『親父がまだタクシーの運転手やってるから、ココ通る度に見てしまうんだ』
2日に1日、日勤のみだから半分趣味だな。
河内IC付近になると、ちょっと珍しい看板を上げてる食堂がある。
『洋一さんアレ!すっごーく気になる!』
テンション高いな昼前だけど。
『まあ空の駅はカフェだからココで食べても良いけど食べれる?』
『ケーキは別腹!それに最悪テイクアウトで良いじゃ無いですか?』
まあ此処は美味いから良いけどな。
舞茸を使った食堂だ名前も、そのままのまい○け食堂。
店の中へ入ると開店間もなくで人がそこまで多くない。奥の席に着く。
『悪いな、通路側で』
『え?何で?』
奥に座ると俺の隣にコロを座らせる。おしながきを眺める。
「注文決まった?」
「舞茸がいっぱいだぁ!私は舞茸天麩羅うどんにする」
「OK」
「おねえさん注文良いですか?」
おばちゃんが、ワンオフでやってるので時間は掛かる。
「うどん、ラーメン、カレー、ピザでお願いします」
「よーけ食べるね、残しんさんなよ」
「美味しいからそんな事しないよ」
「ちょっと時間掛かるけんね」
「じゃあ麺類から下さい」
「あいよ」
「結構食べるね!大食い!?」
『普通だがコロの回復も兼ねてね』
『だから隅っこ!』
そう言う事だな!まあHPはあまり減って無いけどね。
「シェアを気にしないなら食べて良いよ」
「私は平気です!」
まって、洋一さんと…か、関節キス!道場では意識する人が居なかったしどうしよう!
『『?』』
何かワタワタと表現豊かで面白いな。コロと出会って、賑やかで楽しくなるな。
おばちゃんが出来上がった料理を持って来る。
「うどんとラーメンね」
早速皆でいただきます。
「舞茸サクサクで美味しい!」
「スーパーで売ってるのとは違い過ぎるだろ」
コロも器用に吸込み吸収してる。
『コロちゃん伸ばせるならうどんも食べてね』
『やよいありがとう』
全部料理は揃ったが弥生は所々に赤面してた。熱かったかそれとも辛かったのかな?
皆で食べる御飯はうまいな。
「「おねえさん、ご馳走様です」」
「残さず綺麗に食べてくれてありがとね」
「私ココの、舞茸知ったからスーパーのもう無理かも」
「また彼氏ときんさいね」
ボンっと赤くなる。
「彼氏もこんな良い子泣かしんさんなよ」
まあ彼氏じゃ無いが、パーティメンバーって言うのは混乱するし、う〜んコロとはもう家族見たいなもんか。
「家族見たいななもんなんで、そんな事しませんよ」
よ、洋一さん何言ってるの!?か、家族、まだお付き合いすらしてないのに。私は誰とも付き合った事も無いけど槍と刀ばっかだし、そう槍と刀が彼氏!違う、何考えて良いかわかんないよ!
『コロ、何か弥生がパニックになってるっけど状態異常も表示無いんだが』
『やよいも凄いけど、よういちは酷いね』
何か悪い事したか?まあ次行くか。直ぐそこだしな。
やっと本来の目的地に到着だ。到着までは10〜15分っとこだが、弥生は悶絶してたが気にしなかった。時折コロと会話してたが、俺には聞こえないように、内緒話だろうか…ノケモンにされた。
さてとお土産を買ってと、偶には会社のお局様にゴマすって置かないとな。
「弥生もお土産?」
「賞味期限短いから、実家は無理何で自分用です!あ、焼き菓子とか調味料とかは贈りますよ」
なるほどね。苺とか瀬戸内檸檬いろんな広島の食べ物あるから迷うか。暫く持ち物係だな。
荷物は車に置いた振りしてアイテムボックスへ、傷みはしにくいから便利だ。
一服したいので
「コーヒー飲みたいから買ってくるね、苺パフェでも食べる?」
てか、そこまで時間経って無いが食べられるかな?
「食べたい!」
「じゃあ、其処のドームテントで待ってて」
真夏は無理だが今日は入っても暑く無いので、席を取って置いてもらう。
「お待たせ」
「いくらです?」
「良いよ、気にするな」
「だって舞茸も奢って貰ったし!」
密かに宝クジ売り場を鑑定して、スクラッチや当たりクジで潤ってたりするのでどうと言う事は無い。内緒話にしてるよ、またチート呼ばわりされるしね。
普段は贅沢しないのでこう言う時ぐらいカッコつけとかないとね。
「ありがとうございます」
「素直で宜しい」
「頂きます!」
流石、別腹だな。幸せそうに食べる、こっちまでホッコリするな。
『コロちゃんもどうぞ』
『ありがと』
コロも吸ってる?食べてるな。
『おいしいね。よういちにもあげて』
『うん、そうだね』
「洋一さんどうぞ!」
コーヒーを飲んでると、突然スプーンに苺とクリームを載っけて差出してくる。
あ、あーーー!私何やってるの、これってあ〜んじゃない!コロちゃんにハメられた!
もう出したから、引っ込めたら不自然じゃん!
まあ、お礼と味見だよな?深く考えても仕方がない食べよ。パク。
もう!ホントに食べてくれた。何かドキドキだけじゃなくてムズムズするし何か嬉しい!洋一さんっていっぱいの初めてをくれるよ!相談する相手も居ないから、どうしよう!
弥生が真っ赤だが照れたのかなってコロが心做しか、ニヤついて見えるな。
『弥生に何か言ったの?』
『美味しいからよういちにもって言ったよ』
それにしては、何か含みがある。まあいっか気にしない。何とかなるが俺だ。
「さてと、そろそろ帰るか」
「は、はい」
『今日もいっぱい楽しかったね』
『洋一さん!明日は何処行きます?』
休み全部くっ付いて来る気だ、まあいっか息子達からも何処かに連れてけとも連絡無いし、実際暇だしね。
『明日は久々にに釣りでもするかな』
『じゃあ、私も宇品港行こうっと』
『あいよ』
弥生を家まで送り、さてと俺も帰るかな。
「今日は、ご馳走様です!」
「良いよ気にするな」
「明日、こっち来るならと、…」
なぁ!何言ってるのわたし!
「と、取り敢えず何時くらいです?」
「時間はあんまし決めて無いが3時頃〜9時位かな?」
誤魔化せたかな?
「じゃー私も!」
「無理に合わせ無くても良いよ。しっかり寝とけ」
「起きてるから、大丈夫だし」
「じゃあまた明日ね」
「はい、『またねコロちゃん』」
『やよいがんばってね』
『な、何を言ってるのかな、かな?』
また赤く慌ててるな?癖か?まあいっか、
「おやすみ」