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セカンドワールド〈作られた伝説〉  作者: 無気力(むきりき)
第一章セカンドワールド編
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第六話 プリンの死

ついに予告時間になった!


今のところ誰も通らない・・・・


それもそのはずだろう、この公園は人気が無くて有名な公園なのだ。


夜になればカップル達が愛を育んだり、痴漢とかもたまに出るらしい。


そんな事を考えていると一人の女の子が歩いて来た。


レベルからいってまだ4・5くらいだろう ・・・・


その時!一瞬空間が歪んだ気がした!


その直後女の子の頭上に穴らしき物が浮かび上がる!


【騎士】「おい!何だよあの穴は?」


俺はびっくりしてプリンに話し掛ける


【プリン】「私が知るわけないじゃない!ちょっと!袖引っ張らないで!」


俺は余りの衝撃に体が硬直し、プリンの袖を引っ張っていた。


そして、穴の中から黒い影みたいな物が出てきた!


その影は、公園の木を薙ぎ倒しながら女の子に向かって行く!


女の子が悲鳴を上げる!


【女の子】「きゃーっ!!」


危ない!!心では分かっていても体が動かない!


その時プリンが女の子に向かって走り出した!!!


【騎士】「プリン!!!」


間一髪女の子はプリンが抱き抱えその攻撃を交わした!


だが黒い影は方向を変え今度はプリンに襲い掛かろうとしている!


【プリン】「大丈夫だった?怪我は無い?」


【女の子】「うん!大丈夫だよ!おねえちゃんありがとー!」


プリンは笑顔で女の子に頷いた後、すぐに黒い影に対して身構えた!


【プリン】「さあ私が相手よ、何処からでも掛かって来なさい!」


黒い影が猛スピードでプリンに襲い掛る!


俺は公園の遊具に隠れながら、震えていた。


次の瞬間!プリンが影の攻撃をくらい、体ごと吹っ飛ばされた!


【プリン】「キヤー!!!」


【騎士】「プリン!!!」


俺はプリンの元に走り、傷付いたプリンを抱き抱えた!


【 プリン】「ごめんね・・・・騎士・・」


プリンはもう虫の息だった・・・


【騎士】「何も!何も喋るなぁ!」


俺は涙を流しながら、プリンの言葉に耳を向けた・・・・


【プリン】「騎士の言う事を聞いておけば、良かったね・・・・・」


【騎士】「だから!なぁにぃもぉしゃべるなよぉぉぉ!!!」


俺はもう涙でプリンの顔が、見えなくなっていた・・・・


【プリン】「騎士・・・・」


【騎士】「・・・・・・!」


【プリン】「あのね・・私・・・騎士の事が・・・・・き・・・」


プリンの伸ばした手が、ガクンと地面に落ちた!


【騎士】「!!!!!!!」


【騎士】「うわぁぁ!!!」


【騎士】「俺にもっと力があれば!!」


【騎士】「いや!俺にもっと勇気があれば!!」


【騎士】「死なせない・・・死なせないぞ!死なせてたまるかぁ!!!!」


俺の体から閃光が走る!!


同時にプリンの生き絶えた体も輝いている!


俺は立ち上がると、黒い影の方へ向いた


【騎士】「貴様を跡形も無く駆除してやる!」


どうしてこんな言葉が俺の口から出て来たのか分からない。


黒い影が奇声を上げて攻撃してきたが、俺は攻撃を軽く受け止めた!


黒い影が驚いた様に距離をとる。


【騎士】「プリン見ていてくれ、お前の仇は俺が必ずとる!」


俺は黒い影に向かって行った!!






〈次回予告〉

【プリン】「騎士は不思議な空間にいた!そこで世界の創造主と出会う。その創造主から力を与えられ騎士は強くなる!

次回セカンドワールド(第七話世界の創造主)私が守るのはあんただけよ!」

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