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セカンドワールド〈作られた伝説〉  作者: 無気力(むきりき)
第一章セカンドワールド編
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第四話 プリンの誘い

俺は、学校に来ても昨日のメールの事が気になってしょうがなかった・・・


窓の外を見ていると視界にプリンがいきなり現れた!


【騎士】「わっ!!何だよ!びっくりさせんなよ!」


無言で俺の目を見ている・・・


【プリン】「あんたちょっとツラ貸しなさい!」


ひと昔前のヤンキーか!お前は!


【騎士】「却下する!」

俺は断固として拒否した。


【プリン】「いいから!来なさい!」


俺の袖を掴むと引きずる様に屋上に向かった。


【騎士】「コラ!引っ張るな!袖が破けるだろ!」


どこかで聞いたセリフだな・・と、思っていると、いつの間にか俺は屋上に来ていた。


プリンがしかめっ面で顔を近づけて来た!


甘い香りが鼻を抜ける・・・・


【プリン】「何があったか私に一字一句漏らさずに100字以内で言ってみなさい!」


まるでテストの問いかけみたいな口調だ。


俺は、覚悟を決めて一字一句漏らさずに100字以内で昨日のメールの事をプリンに伝えた・・・・


しばらく黙った後プリンが口を開いた。


【プリン】「まだ、その段階じゃ何とも言えないわね。


確証した証拠が少なすぎるわ!」


探偵みたいな口振りだ・・・


その時いきなり俺のスマホにメールが届いた!


メールを確認すると、


今日午前11時25分に貴方の学校のすぐ近くにある公園で幼い女の子が得体の知らない生物に殺されます。

お気お付けください。


俺がメールの内容を見て青ざめているとプリンが俺のスマホを取り上げた!


【プリン】「貸しなさい!・・・・何これ?・・・どういう事?」


【騎士】「俺が知るわけないだろ!・・・これから実際に起きるかもしれない事だよ・・・」


【プリン】「実際に起きるって!・・・この子殺されちゃうんじゃないの!」


【騎士】「あーそうだな」


【プリン】「あーそうだなって!あんたこのままほっとくつもりなの?」


【騎士】「だってよ、俺らが行っても運命には逆らえないんだから無駄だろ」


そう言った瞬間プリンが凄い勢いで立ち上がった!


【プリン】「私は、納得出来ないわ!!」


【騎士】「納得出来ないってお前・・・・」


【プリン】「本当に運命には逆らえないのか私が証明して見せる!!」


【騎士】「どうやって?」


【プリン】「あんたバカじゃないの!!?

私達でその女の子を救って未来を変えちゃえば良いのよ!」


【騎士】「え~~~~!!」


【プリン】「さあ!行くわよ!!」


【騎士】「行くわよって何処に?」


【プリン】「決まってるじゃない!その子を助けによ!」



プリンに引っ張られながら俺は、しぶしぶ現場に行くことにした・・・


〈次回予告〉

【プリン】「現場に到着した私達は女の子が現れるまで待つ事にした。でも騎士が私が怖い事を嫌いなのをいいことに、わざと怖い話をする!あ~もうやめてよ~!

次回セカンドワールド(第五話ツンデレ)。

私が守るのはあんただけよ!」



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