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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第八章 【鍵重なる沼】
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女の戦い


カナが風呂を出て部屋へ戻ったあと、私は風呂へ入っていた。【死神の気まぐれ】のギルドホームには男女分かれた風呂が二つ。混浴が一つ。露天風呂が二つある。ここまで風呂を増やさなくてもいいのでは?と思いますが、いろいろな風呂を試せるのも事実です。


「あれ?エミリア入ってたんだ」


「はい、カヤさん」


私がのんびりと湯船に浸かっていた時、恩人であるカヤさんが入って来ました。カヤさんを見ていると思うところがあります。カナはなぜ義妹であるカヤさんではなくわたしを選んだのか。無表情で胸も少ない女性的な魅力に乏しい私よりも、表情豊かな女性的な魅力のあるカヤさんの方がよかったのではないか?と。そんなカヤさんより、私を選んでくれたことは涙が出るほど嬉しかったですけど、そこが不思議です。


「エミリア?なに考えてるの?」


ボーッとしている私の顔を覗き込み、カヤさんが聞いて来ます。考えていてもわかりませんし、いっそカヤさんに聞いて見ましょうか。


「なぜ女性的な魅力に乏しい私じゃなく、女性的な魅力のあるカヤさんを選ばなかったのか、それを考えていました」


「それは、喧嘩を売ってるってかんがえても?」


「ああいえ、違います。私よりもカヤさんの方がよかったのに、という話です」


私がそういうと額に青筋を浮かべていたカヤさんは、さらに怒ったような顔をしました。


「エミリア、あまり自分を卑下しないで。貴女は十分魅力がある。にぃにに選ばれるほどに。それなのにそこまで自分を卑下するのは、自分に失礼」


「自分に、失礼」


カヤさんの言葉を反芻すると、カヤさんは頷いた。そう、ですか。そうですね。好きな人に選ばれたんですから、自信、持ってもいいですよね。じゃないと、カヤさん達に嫌味と取られますよね。


「ありがとうございます。少し、自信が持てました」


「うん」


私がそう言うと、カヤさんは胸を張った。


「選ばれたのはエミリアだけど、私も諦めないから」


「はい。カナは渡しません」


「そう。じゃあね」


それだけ言うと、カヤさんは出て行った。


絶対に負けません。

























私はカナの恋人はエミリアだけでもいいですが、恋人にカヤを加えた方がいいですか?その方が面白くなりますかね?

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