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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第八章 【鍵重なる沼】
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ジンス戦


「お願い?」


「はい。【半獣化】について大体わかったんですけど、はずかしながらまだ全部は理解できてないんです。ですから、実際に戦っているところを見せてもらえないかと思って」


成る程。確かに百聞は一見にしかずとは言う。聞いただけじゃ完全に理解は出来ないか。

とはいっても、そこらのモンスターじゃ相手にならないんだが…………どうするか。


「そういや、まだもう一匹のボスが残ってたな。ティア、それでいいか?」


「はい!」


んじゃ、早速向かうか。












襲い来る敵を薙ぎ払いながら進むこと約十分。異質な雰囲気を醸し出す扉の前に辿り着いた。


「ここだな。開けるぞ?」


「はい」


ティアに確認を取り、扉を押し開ける。ギギィと重苦しい音を立てながら扉は開いた。


「牛人間の次は羊人間かよ」


中に立って居たのは上半身が羊のボスだった。名前はジンス。レベルは40で、HPゲージは四本か。


「さて、最初っから全力で行かせてもらうぜ。【半獣化】ウォァァァァァァ!!」


「っ!?」


いきなり咆哮し始めた俺にティアはピクリと肩を跳ねさせるが、もう止まらない。


「【ダッシュ】!ふっとべ!【ウルフショック】!」


「メェェェェェェェ!」


【ダッシュ】でジンスに肉迫し、俺のAGIに反応出来てないジンスに【ウルフショック】を叩き込む。無慈悲に不条理に悪魔の如し衝撃波がジンスの体内を蹂躙し、吹き飛ばす。

ジンスのHPは壁にぶつかり、一本と半分吹き飛んだ。


「まだまだぁ!【ダブルクラッシュ】!」


「メェェァ!」


さらに距離を詰め、ジンスのクリティカルポイントに【ダブルクラッシュ】を叩き込む。ジンスはさらに壁にめりこみ、HPを丸々一本無くした。

残りはあと一本半!


「【衝脚】!」


【蹴り】をジンスの腹に入れ、HPを四割削り取る。


「メェェァァァェ!【デッドマンズアックス】」


ジンスはスキルを発動させ、赤く染まった斧を振りかぶる。遅え遅え!


「【抜刀術・居合一閃】!」


【大太刀:血吸いの禍太刀】を抜き放って【抜刀術・居合一閃】を放つ。研ぎ澄まされた一閃は振りかぶられたジンスの腕を切り飛ばした。HPは部位破壊ダメージも合わせて一本削れた。残りは一割。


「めちゃくちゃだ」


呆れたような声が後方か聞こえたが、無視。


「これで、終わりだ!」


納刀し、ジンスの顎をぶん殴る。ジンスは脳震盪を起こして地面に倒れ、ポリゴン片となって砕け散った。






















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