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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第六章 機械仕掛けの虹の女神
64/115

接触そして戦闘

カナが予定より鬼畜仕様になりました。

「………」


準備を終えた俺は、【蜜の溜まり場】と接触するために『黒の森』へやって来ていた。なぜ『黒の森』かというと、被害に合うプレイヤーの数が一番多いフィールドがここだからだ。【夜目】やライトがないとモンスターの姿すら見えない闇に包まれたフィールド。PKするにはうってつけのフィールドだろう。

強襲に備えて一応【索敵】を全力で使う。


「見つけた。三人か、いや、四人?…………ッ!プレイヤーか!」


なんて間の悪い!

【索敵】に引っかかったのは、三つの塊ともう一つの塊。三つの塊がもう一つの塊を囲むようになっていた。

【ダッシュ】を連続で使用し、高速で『黒の森』を駆ける。


「情報通り女性しかいないな」


三人のすぐそばに生えていた巨木に隠れ、様子を伺う。三人の名前は、キリア、フリッカ、クリントと言う名前で、三人とも胸元が開いていたり肩が露出していたりスカートの丈が短かったりと、露出が多い装備をしていた。名前の上のマーカーが赤く、女性であること、それからこいつらがPKしようとしたプレイヤーが男ということから、この三人はPKギルド【蜜の溜まり場】のギルドメンバーであることには間違いないだろう。


「なあ、そこでなにしてんだ?お前ら」


「ん?ああなんだ、男」


俺は巨木の影から出て、三人に声を掛ける。三人のうちキリアが振り向き、俺の顔を見た途端舌なめずりをした。さしずめ獲物を見つけた肉食動物ってか?残念。獲物はお前らだ。


「た、助けてくれっ!」


「ああもううるさい」


俺に向かって助けを求めた男をクリントは、鬱陶しそうに舌打ちをし、男の首を剣で跳ねた。ためらい無く人を殺す、か。こいつらは殺しても別に問題なさそうだな。


「っ!?何をするの!?」


「なにをするってか?決まってるだろ。殺すんだよ!」


【ダッシュ】なしでキリアに肉迫し、【薙刀:緑流刀・柳葉】で切りかかる。【ダッシュ】なしでもキリアにとっては反応できる限界だったようで、【薙刀:緑流刀・柳葉】を危なっかしく受け止めた。その選択は間違いだ。受け止めるんじゃなくて避けるんだったな。


「終わりだ。【ソリッドショット】」


「かはっ」


ガラ空きなキリアの胴体に【ソリッドショット】を打ち込む。キリアは地面をバウンドしながら転がり、ポリゴン片となって砕け散った。


「アンタなにを!」


「気を抜くな」


【ダッシュ】で俺に攻撃しようとしたクリントに肉迫し、【薙刀:緑流刀・柳葉】で一閃。さて、後一人。


「ひいっ」


「なあ、お前らのギルドマスターの名前とLV。それから種族に職業を教えてくれよ」


「な、名前はシーナ。LVは31。種族は【エルフ】で第一職業が【剣士】で第二職業が【調教師(テイマー)】だったと思います」


そうか。ありがとう。んじゃ、さよならだ。

【薙刀:緑流刀・柳葉】でフリッカの胴体を切り裂く。HPが0になったフリッカはポリゴン片となって砕け散った。





























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