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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第六章 機械仕掛けの虹の女神
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特殊クエスト II

「おぉぉぉぉ!【抜刀術・居合一閃】ッ!」


「グォォ」


【ダッシュ】で近づいて、【ジャンプ】でエルドランドの首元に肉迫し、【抜刀術・居合一閃】で斬りつける。切り口から発火し、炎ダメージをエルドラドに与える。これで約一割!


「さらに!【回し蹴り】!」


空中で回って、首元に右脚での【回し蹴り】を叩き込む。エルドランドに炎ダメージを与え、俺は慣性に逆らわずにそのまま横へ吹っ飛ぶ。


「ちっ、しぶてえ」


やっぱり蹴りじゃぁあまり効果ねえか!

俺は、砂煙を巻き上げ、滑りながら着地する。ふう、危ねえ。


「グォォゥ【緑龍の毒爪】」


「くっ、【ジャンプ】」


【ジャンプ】でバック宙をして、【緑龍の毒爪】を躱す。エルドランドの振り抜かれた腕は、地面を削るだけではなく、削った地面を毒で溶かした。


「こいつッ下手な龍よりも厄介じゃねのか!?【ターン】シッ!【納刀術・六連斬】」


「グォォォッ!」


【ターン】でエルドランドの後ろへ回り、尻尾に【納刀術・六連斬】を叩き込む。血のエフェクトを撒き散らして、エルドラドの尻尾が根本から切れた。


「オォォォォォォォ」


「はっ、二割も削れやがった!」


『ぶ、部分破壊ボーナスを追加しました』


なにが部分破壊だ。こっちは生と死の境だってのに。


「グォッ、オォ」


「なんだ?……あ!呪われてんのか」


おいおいどんだけラッキーなんだよ。いくら【大太刀:血吸いの禍太刀】に呪属性だとしても、呪われる確率は低いはずだぜ。呪いは、呪われた相手の動きが鈍くなったり、継続的にダメージを与えたりする。


「また、チャンスが出来たな」


俺は、腰のポーチを開け、イースランドで買っておいた『無効薬』飲む。『無効薬』は、スキルや道具に発生する、クールタイムというものを一定時間無効にする。が、同じスキルや道具のクールタイムを無効にするのは二回までいうかなりチートなポーションだ。100000Gとかなりしたが、もとから所持金はその10倍程度持っているため、べつになんともない。


「隙だらけだなぁ!【紅獣化】オォォォォォォォッ!【ベアーズバニッシュ】!」


「グォォォッ!」


動けないエルドランドの顔を、思いっきりぶん殴る。メキメキという音ともに拳が減り込み(めりこみ)、炎属性ダメージを与え、エルドランドの顔を地面に叩きつけた。


「あと一回!【ベアーズバニッシュ】!」


「グォォォッ!」


落下と共に拳を地面に倒れているエルドランドに叩きつけ、炎属性ダメージを与えた。エルドラドのHP残量は、HPゲージ三本と六割。クールタイムを無効にしてくれる時間は短いんだぜ?容赦はしてらんねぇ!

飯食って満腹度回復させて、【獣化】!


「ウォォァァァァッ!【ウルフショック】!」


「グォォォォォォッ」


「もう一発!【ウルフショック】!」


「グォォォッ」


エルドランドを衝撃波と炎属性ダメージが襲い、HPを合わせて六割削り取る。エルドランドのHP残量は、HPゲージが三本だけ。

飯食って満腹度回復させて、距離を取る。


「ふう、ギリギリで呪いが取れたか」


背中から、【血吸いの禍太刀】を抜き、下段に構える。【獣化】での下段は、実はかなり滑稽だったりする。


「ふぅぅぅぅぅ。第二ラウンドだ」


異様に暑くなっている吐息を吐き出し、むくりと起き上がり、俺を睨みつけているエルドランドを見据える。さあ、そろそろ中盤と行こうか。












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