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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第三章 初めてのパーティープレイ
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第二パーティVSブラッティベア

そこまで可哀想じゃないです。

部屋に入り、数歩進んだところで扉が閉まる。穴の真ん中に丸まった塊が寝そべっていた。扉が閉まる音ともにのそりと起き上がる。


「《STR強化》《INT強化》《VIT強化》。頑張って下さい!」


ミリーがバフをかける。

ブラッティベアは俺達を視界に収めると、咆哮を……


「グォォォ「うるさいな『エアバレット』」グガァ!」


あげようとしてできなかった、うおい、カヤよ。ブラッティベアの咆哮途中に【エアバレット】を撃ち込むのは酷くないか?何気に【エアバレット】強いな。ブラッティベアのHPが三割減ったぜ今ので。


「グォォォォォォォォオオオ!!!【ビーストクロウ】」


「『アイスドール』【ステップ】」


ブラッティベアがエミリアに近づき、【ビーストクロウ】を振る。エミリアは『アイスドール』を唱え、【ステップ】で避ける。

お、右腕が【凍結】したな。と言うことは?


「『アイスクラッシュ』」


「グォォォォォォォォオオオ!」


「………何なんだよ、これ」


あーうん、エーズの気持ちはよく分かる。ブラッティベアの右腕か『アイスクラッシュ』によって砕け散ったところを見るとな。


「『アイスニードル』『アイスボール』」


「ったく、めちゃくちゃだな。【ダッシュ】はっ!【二連撃】」


「カナお前が言うな!【ダッシュ】おおっ!【スラッシュ】!」


「このボスってこんなにうるさかったっけ?『エアバレット』」


エミリアがブラッティベアのクリティカルポイントに『アイスニードル』と『アイスボール』をぶつけ、HPを四割削る。俺がブラッティベアのクリティカルポイントに、と言ったらあっという間に片付くから、腹に【二連撃】を【双剣:雪桜】を抜き、【二連撃】を叩き込んでブラッティベアのHPが三割削り取る。エーズがブラッティベアとの距離を【ダッシュ】で詰め、【スラッシュ】を放つ。それによってブラッティベアのHPは一割削れた。次にカヤの『エアバレット』でレッドゾーンに突入する。ブラッティベアの体から紅いオーラが漂う。

やばいな、ブラッティベアにみんな近すぎる!これじゃブラッティベアの咆哮に巻き込まれる。俺が同じ咆哮をぶつけて相殺できる?やって見るしかないな!


「ゴァァァァァァァァアアア!!」


「全員が離れて耳塞いで伏せろ!【半獣化】!【咆哮】ウォオアアアアア!!!」


「くっ!」


「ひゃっ!」


「きゃぁ!」


「っ!」


おし!ブラッティベアの【咆哮】と俺の【咆哮】で相殺できた。しかもブラッティベアが怯むというお釣りまで。


「打ち消されて驚いてんのか?ブラッティベアぁ!【ビーストクロウ】!!」


「ゴ、ァ」


怯んでいるブラッティベアの喉に【ビーストクロウ】を叩き込む。今回は刺さらなかったようだ。


『FAボーナスを取得しました』


「ふう。おーい!大丈夫か?」


【半獣化】をとき、パーティに話しかける。


「終わったか」


「終わりましたね」


「にぃにはやっぱり強かった」


「やったー!」


誰一人死に戻りする人はでずにボス戦は終わった。








【ドロップ品】



・紅獣の骨

・紅獣の牙

・紅獣の爪

・紅獣の毛皮

・レアドロップ【紅獣のネックレス】

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