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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第十章 混沌の塔
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白華凍剣フリージア


翌日、朝早くに装備の点検をエレスに頼んでいると、部屋の扉が誰かにノックされた。


「待ってたよ、はいって」


「失礼します」


エレスの返事に扉を開けて入って来たのは、エミリアだった。その手には布がかけられた双剣らしきものが抱えられている。


「ありがとう」


エミリアからそれを受け取ったエレスは、勢い良く布を取った。


「へぇ」


布のしたにあったのは双剣だった。長さの違うその両刃の双剣の刀身は青白く澄み渡っており、刀身の根元には両側に結晶が刻印されていた。双剣のそばに置かれている鞘は白鞘で、金糸で裁縫されており何かしらの能力を感じられる。


「凄いな。これはエレスが?」


「正確には、あたしとエミリアさんとエミルの合作だよ」


雪を連想させる双剣を見ながら、そうエレスに問いかける。エレスは、エミリアとエミルの合作だと答えた。エミルは【裁縫師】があるからわかるとしても、なんで【魔術師】のエミリアが?


「ここの部分、わかる?」


「ああ、わかる」


そう言ってエレスは刻印されている結晶を指差した。俺は刻印された結晶を覗き込みながら頷く。


「ここにはエミリアの魔術が込められているんだよ。『高確率で切った相手の一部を【凍結】させる』っていうね」


それは、かなり凄い効果なんじゃないか?切った相手の一部ってことは、切りつけた部分を凍結させるっていうことなんだろ?


「確かに凄いが、これは誰が装備するんだ?」


双剣使えるやつ俺以外にいたっけか?


「「それは当然ギルマスでしょう」」


「俺?」


俺の問いに、エレスとエミリアは声を揃えてそう返した。エレスは「双剣使えるメンバーはギルマスしかいない」と言いたげな顔をしている。


「そうか。それじゃ、ありがとうな」


お礼を言いながら双剣を手に取る。すると、剣の詳細が頭の中に入ってきた。


【双剣:白華凍剣(びゃっかとうけん)フリージア】

攻撃力+60

氷属性

魔術刻印【凍結】

#譲渡不可能#


おいおい、かなりハイスペックじゃんか。【大太刀:血吸いの禍太刀】よりも攻撃力が高いぞ。


「いいのか?こんないい武器もらって」


「何を言ってるのさ。日頃の感謝の気持ちだよ」


遠慮しようとしたが、暗にしなくていいと言われてしまった。そんな風に言われたら受け取るしかないじゃないか。




































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