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【Skill&Level ONLINE】  作者: 柊 紗那
第十章 混沌の塔
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影響


炎の中から出てきた骸骨龍のHPゲージは、既に三割を切っていた。おいおい、普通のモンスターならここら辺で怯んで動けないはずなんだが。こいつ化け物かよ。


「魔術師達!消費したMPを回復しろ!他の奴らも後は俺に任せろ!」


【双剣:湖竜刀水桜】を抜き放って骸骨龍に肉迫しながら指示を出す。骸骨龍は眼孔にある赤い目で俺の姿を捉えると、右腕を振り上げた。


「遅えよ!」


だが、AGI特化の俺にとって軌道が丸わかりの攻撃なんてものは軽く避けれるもので、振り下ろされた右腕を骸骨龍の後ろに回ることで躱した。


「【半獣化】!【フォーススラッシュ】」


右腕を振り下した状態で固まっているガラ空きの背中に、【半獣化】からの【フォーススラッシュ】を叩き込む。双剣は骸骨龍の背中の骨を断ち、HPを全損させた。


「ふぅ、厄介な敵だったな」


「ボク達、いらなかったんじゃないかな」


一人良い汗を流しているとリナがそうポツリとこぼし、全員がそれに同意した。


「どういうことだよ、それ」


さすがにその言いようは心外だ。せっかく頑張ったっていうのにな?


「いや、でも考えても見てよ。HPゲージが三割しかないとはいえ、パーティ総出で挑むべき敵を一人で倒したんだよ?」


む。


「そうですね。しかも私達魔術師の総攻撃よりも与えたダメージも多いみたいですし」


ぐっ。


「にぃに。流石に言い逃れはできないと思うよ」


酷い。酷過ぎるぞ。俺はまだ人間だ。そうだ。化け物はこのゲームの中だけであって、現実では普通だ!


「カナさん。VRMMOをプレイした人は、少なくとも影響されるというデータがある。多分、今頃カナさんの身体能力は化け物地味てる可能性が」


うわぁぁぁぁぁぁ!!聞きたくなかったそんなこと!!

ちょっとまて、多分今頃俺の体は痩せ細ってるだろ。なら、その筋肉を戻すためにリハビリしてる間に普通に戻るとか!?


「無理。直接脳に刻み込まれてるから」


ちくしょおぉぉぉぉぉぉお!!































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