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3.魔術を極めるために

「やります。魔術を極めます。そしてその力で世界を変えて見せます」


まだ8歳にも満たない子供が言い切って見せた。


「よろしい。では、私めをはじめとしたこの五人で王子に教えるということでよろしいですか、陛下」

「良い」



その後、今後の生活を決めるために、ハルクスと二人で話すことになった。


「では王子。あなたが魔術を極めるために、いくつか言わなければならないことがあります。


まず、魔術はとても危険なものです。人に使えばどんなに弱い魔術であろうとも殺すことができます。つまり、絶対に人に使うな、ということです」


まぁここら辺は自分でも想像できたこともあり、あまり驚かなかった。


「次に、魔術を使うためには、基礎体力が必要です。王子はほとんど運動をしたことがないでしょうから、まずそこからです」


「えっ」


魔術を行使するには魔力があればいいと思っていたが、それは見当違いのようだった。


「魔術を行使するためには魔力だけでなく、体力も必要です。そのためにも、基礎体力をしっかりつけてください」


レインは嫌だったが、魔術を極めるためには、としぶしぶ納得した。


「また、魔術師になるためには、魔術学校に通い、卒業しなければなりません。なので魔術に関する教養が必須です。また、他の生徒との交流もあります。そのためにも王族としての礼儀などを身につけなければなりません」


あまり他の人と交流していないが、それはこれからどうにかなるだろう。


これらに気をつけながら、絶対に魔術師の頂点に達してやるとレインは心から思った。

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