季節性体調不良というもの
にゃっほい、ひだまりのねこですにゃっ!!
弱っているので無理矢理気持ちを上げていかないと手が動きません汗。
さて、私はよく活動報告などで体調不良で~等と書きますけれど、これは決して言い訳や同情を買おうとかいうものではなく、どうにもならない時にやむを得ず事実として書いているのです。
お付き合いがそれなりに長い方なら察してくださっているとは思いますが、私は相当な負けず嫌いですから、そんな言い訳がましいことを書くのは本来死ぬほど悔しいですし、出来れば書きたくない。
ですので、私が体調不良~と書くときはどうしようもない時なのだと察してください。
と、いきなり言い訳がましい書き出しで矛盾しまくっていますが、この一週間はまさに体調が深海の底に沈んでおりましたので、お許しいただければ。
今日は定期的にやってくる季節性体調不良についてのお話。
皆さまも他人には理解してもらえない苦しみや痛みというものをお持ちかもしれませんが、私の場合、その代表的なものが季節性体調不良です。
どういうものかといえば、季節の変わり目にやってくる酷い体調不良のことです。
もう結構な長い付き合いではありますが、異常気象のせいか年々酷くなっているようでとても恐ろしい。
どういうものか?
わかりやすく言えば、酷い車酔いや船酔いと同じかそれ以上の気持ち悪さが延々と続く感じ。
頭の中だけ洗濯機の中でぐるぐる回されているような感覚でしょうか? 実際に洗濯機の中に入ったことはありませんけれど。
前兆はわかります。あ……来たという感じで。
最初の二日は40度以上の熱が出ます。平熱が35度の私には地獄です。食欲どころか水分を摂ることすら困難。当然一睡も出来ません。起きていると猛烈な吐き気、ぐるぐる回っている感じなので、歩くこともままならない。横になると脳内に膨大な量の恐ろしい映像と文字のイメージが流れ込んでくるのでどちらにせよ苦しむのですが、体力を少しでも使わないためにじっと横になりうごかないように耐えて過ごします。
この間、テレビや本は無理です。酷い乗り物酔いの時にできますか? 無理ですよね。
特につらいのは、これまでエッセイで書いてきた鋭敏な感覚が研ぎ澄まされてしまうこと。
普段は意識的にオフにできるものが、最大限に解放されて、周囲の音や感情、感覚、痛み、湿度、肌感覚、あらゆるものが同時に襲いかかってきます。
子どもの頃は苦しくて怖くていつも泣き叫んでいました。
大人になった今は、さすがに泣きはしませんが、あまりにも辛すぎて死にたいとは毎回思います。
だから自分をこの世界に繋ぎとめるため、連載を書いたり、企画に参加したり、耐える理由を普段からたくさん作っておくのです。また戻ろうと思える場所が必要なのです。
最初の高熱は二日ほどでおさまるのですが、食事は1週間ほど絶食となります。睡眠も数分毎にうなされて目を覚ますの繰り返しで、同じように数時間眠れるようになるまで1週間程度必要。頭が割れるような頭痛も同様。
体重がごっそり落ちるので、風が強い日は本気で飛ばされそうになります(笑)
でもね、一番つらいのは、これだけ苦しんでいても、他人には伝わらないこと。
私には他にもっと致命的な持病があるので、季節性体調不良までは手が回らない。
今の職場は、持病への理解がある方ですが、それでも見た目にわからない季節性体調不良のことまでは言えない。休めない。
だから耐えるしかない。いつまで持つかはわかりませんが。
そんな苦しみが年に4回……ではないのです。
たしかに大きいのはそうなのですが、現実には気圧や前線の影響で大小の波はいつでもある。
身体のことを考えれば、四季の無い国に移住すべきなのかもしれませんが、困ったことに私は日本の四季や季節の移り変わりを美しいと思いますし、大好きなのです。
唯一の希望としては、かかりつけの先生によれば、ここ数年でかなり研究が進んでいるらしく、いずれ病名と対処法が出来るかもしれないとのこと。
早ければ10年以内に実用化……長いな。生きていられるかな?
今回は何とか乗り越えられました。
さて……これから体重を増やさねば!!
週末、奮発してサイゼのラムのステーキ食べようかなあ……。