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6年たったよ!

みんな!おはよう!前世の記憶がよみがえってから、丸まる6年たったよ!

飛ばしすぎだね!


記憶がよみがえり、6年で色々調べたりして

この世界について、だいぶ分かった。


まず、この世界はラグナロクと呼ばれるゲームの世界だった!

ラグナロクは、一人のさえない男主人公が神の力を授かり近隣のダンジョンなんかを攻略したり

学園にいる美少女の好感度を上げて、物語を進めていく

ギャルゲームであり、RPG要素が詰め込まれているゲーム

そんなゲームの世界だったのだ!


そんなゲームの登場キャラでもなんでもない、俺だが…

主人公でもないよ、悲しいね


まだ、わかったことはある。

この世界は、ユグドラシルと呼ばれるゲームの世界だった!

ユグドラシルは、一人の平民出身女主人公が、学園へ入学しそこでイケメン王子たちの好感度を

上げて、お近づきになり!いじめてくる悪役令嬢を負かし!

なぜか、ダンジョンなんかを攻略して、闇の力を退ける

乙女ゲームであり、RPG要素が詰め込まれているゲーム

そんなゲームの世界だったのだ!


…そう、この世界は前世で少し有名となったギャルゲームや乙女ゲームの世界設定が混在している世界だった。

衝撃的だった。オタクであることをばれないようにやっていたギャルゲームの設定がわんさか出てくるものだから、ちなみに乙女ゲームのほうはイラストで知って、かわいいヒロインとライバル悪役令嬢だなと思い、攻略サイトとかでどういったキャラクターなのかどんなゲームなのかを調べた記憶がある。ほとんど覚えていないが


俺が今住んでいる国はアスガルドという国である。

北欧神話と一緒である。この辺の設定はラグナロクに引っ張られているみたいだ。

このラグナロクの主人公は炎の魔法が得意な一般人といった設定だったはず。

最終的には、主人公の力はこの国の王が代々受け継ぐオーディンの力と同等の力を持つ

スルトを覚醒させて、実はすごいやつなんだー展開をしていたはず…

メインヒロインは王子と婚約が決まっていて、結ばれない運命とか言っていたような?

俺が王になれば関係ないとかで、頑張って王様になるシナリオだった気がする。


…今思えば、ひどいシナリオだな


ちなみに、ラグナロクにはアルフィー・エバンズという、キャラクターはいないはずだ。

他ゲームに出ているかもしれないから、もしかしたらかわいいヒロインとお近づきになれるかもしれない!


詳しく覚えているのが、必死に頑張ってクリアしたラグナロクのシナリオぐらいと

渋い結果だった。


次に、スキルについてだ。

前世の記憶がよみがえったとき

脳内に響いた音声、それが聞こえてからこれと言ってステータス画面が見れるわけでもなく

よくある異世界転生物のようにチート魔法が使えるでもなかった。

兄や、母さんにも聞いてみたが


「自分の能力値が見えるとか、面白いことを考えるな、アルは」


全員、そんな感じの反応が返ってくる。

そりゃそうか、自分の知力が今いくつとか、見れたら

みんな真面目に勉強してるよな…


町の図書館に行ってみてスキルや、ステータスのことを調べてみたが

俺の欲しい情報は手に入らなかった。

でも、一応魔力の概念はあるらしく神殿の巫女様は他人の魔力量を図ることができるらしい

数値で出るわけではなく、オーラで見えるとのこと


まぁ、巫女様に魔力を見てもらえるのは国王の親族や教会の関係者、

あとは魔法協会から選出される魔法を勉強し、極めている人が見てもらえる。


俺には縁のない話だ。


この6年、俺は父から剣術を習い

母から魔術の基本を学んだ。


剣術については血筋なのか、努力の結果なのか

その辺の剣士には負けはしないほど、腕は上がっていた。

そんな俺に父は今度、ルーセント家へ連れていくと言ってきた。


どうやら、同い年のお嬢様がいるらしく

その子と俺の顔合わせをするらしい。


ちなみに、そのお嬢様はこの国の王子とも同い年で、婚約をしているらしい。

なんで、俺がそんなお嬢様と顔合わせをしないといけないんだ?


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