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CASE FILE 3-03.5 : ちょっと息抜き

凛 「息抜きじゃないわよー!」

作者「な、何だよいきなり!」

凛 「何が息抜きよ!こんなに更新遅れてその上息抜き!?ふざけんじゃないわよ!」

秋冬「事件が起こるわけでもなし、俺が酷い目にあうだけだぞ?」

作者「いいじゃないか!事件の話し書いてたから少しくらいコメディー入れても!」

凛 「ろくに事件書いてないでしょ!」

作者「うぐっ!」

秋冬「いい加減俺飽きたぜ?俺が飽きたんだから多分読者も飽きてる。それに今回短すぎ。」

作者「しょうがないだろ、学校始まっちまったんだから!自由時間なんてないんだザマーミロバカヤロー!」

秋冬「ケンカ売ってんのか!」

凛 「とにかく皆、話は後!今は小説読んでて!その間に私達はこいつをきっちりシメておくから。」

作者「いやだあぁぁぁ!!!」

「―――はっはっは!そうかそうか!いやいや、面白いな、君は。」

「そうですか?そりゃどうも。」

「では、私は人と会う約束をしてるのでな。君とはまた話したいものだよ。」

「光栄です。それじゃ。」


最後に「はっはっは!」と豪快に笑って彼は歩いていった。


「やっぱり秋冬さんはすごいですね。」

「ん、何が?」

「あの人、秋冬さんの憧れの人なんですよね?それなのによくもまああんなに自然体で話せたなぁと思って。何話してたんですか?」

「俺の座右の銘。」

「・・・なんて言ったんですか?」

「『天上天下唯我独尊』。」

「え、えぇ!?」

「冗談に決まってるだろ?本当は『若いときの苦労は買ってでもしろ?ふざけんな』だ。」

「そっちも十分冗談に聞こえますけど・・・。」

「人の座右の銘にケチ付けんな。そういうお前のは何なんだよ?」


や、もちろん嘘だが面白いからそう言ってみた。本当はこれと言ってない。

さっき森さんにもらったジュースを―――


「え、私のですか?『秋冬さんラブふぉーえばー』です。」

「ぶっ!」


―――噴き出した。


「ふざけんなっ!」

「冗談です。」

「当たり前だ!よくお前それ真顔で言えたな!」

「ですね。自分で言ったくせして恥ずかしくなってきました。」

「だろうな!?つーかだったら言うなよ!」


う〜ん、紅葉も言うようになったよなぁ・・・。

とは言ってもまあ、当の本人はただいま顔を真っ赤にしてあたふたしてるんだが・・・。


「で、本当のは?」

「特にありませんけど。」

「散々引っ張った挙句それかよ!?」

「誰も一言もあるなんて言ってませんよ?」

「そりゃそうだけどさ・・・。」

「まああるんですけど。」

「あるのかよ!矛盾しすぎだ!・・・で、結局何なんだ?」

「秘密です。」

「何でだよ!それと何でまた顔赤くする!?まさかまた『秋冬さんは私のもの』とかそんなのじゃないだろうな?」

「うえぇぇ!?な、何で分かったんですか!?」

「嘘だろ!?嘘だといってくれ頼むから!」

「嘘です。」

「紅葉この野郎!」


ちくしょー相手が時雨なら問答無用で殴ってるのに・・・。

男として女を殴るのはちょっと・・・な?


「ん、楽しそう!私も混ぜて混ぜて!」

「あ、春夏さん。座右の銘は何ですか?」

「『ざゆーのめい』って何?」

「モットーです。モットーなら分かりますよね?」

「あ、うん。えっとね・・・。『秋冬は私の』?」

「だぁー!どいつもこいつも!」

「秋冬何言ってるの?ここは日本だよ?」


こんなこと素で言ってる奴始めてみた。ホントにいるんだ。

・・・や、いないか。「春夏の発言」ってのがポイントだからな、多分。


「・・・ね、今思ったんだけどさ、この会話ってこんなパーティー会場ですること?」

「・・・違うな、絶対。」

「ま、秋冬がおバカさんなのはいつものことだからいいけどさ。」

「お前が言うか!」

「違うね。」

「一応言っとくけど『何が?』とか言ったら殴ってたぞ?」

「大丈夫。秋冬は紳士だから女の子を殴るなんてことしないから。」


・・・反論できん。実際その通りだし。


「そんなことより沙希さん大丈夫でしょうか?一人にしてしまいましたけど・・・。」

「俺をあれだけからかったのは『そんなこと』か?」

「そんなことです。」


ばっさり切られた。

・・・何か今日、俺の扱い酷くないか?


「沙希って誰?」

「ほら見ろ、こいつだって覚えてないじゃんか。」

「春夏さん、沙希というのは白鳥さんの下の名前です。」

「ああ、あの子か。何、あの子も来てるの?」

「・・・。」


ショック。かなりショック。超ショック。

はい、大事なことなので三回言いました。

春夏に負けた。かなり堪えた。多分大砲顔面に喰らったくらいショック。


「それは大げさです。」

「だな―――って!また女の勘ってやつか!?」

「というか声に出てましたから。使うまでもありません。」

「・・・マジで?」


つーか紅葉よ、勘とは「働く」ものであって「使う」ものじゃないと思うんだが・・・。


「秋冬も失礼なこと言うねー!私が大砲より上なわけないでしょ?せいぜい核爆弾じゃない?」

「・・・お前は素で言ってるのか?それともボケてるのか?」

「え?だって私ボーリングで使うなら大砲の弾だよ?」

「だからなんだよ?」

「核爆弾はボーリングでは使えない。」

「大砲の弾も使えるかっ!」

「使える!」

「無理!」


こいつの基準はわけ分からん・・・。ボーリングに砲弾使ってる人は見たことないな。や、核爆弾はもっとないけど。

もし使ったらストライク連続でパーフェクト取れるかな?取れるだろうな。あ、でもその前に死ぬか。

そしていつの間にか春夏いないし。話すだけ話して勝手にどっか行きやがったあいつ。

・・・話が滅茶苦茶脱線したんじゃないか?沙希の話しからボーリングの話にすっ飛んだぞ。20行以内に。


「秋冬さん!」

「やべっ、また口に出てたか!?」

「いえ、今度は女の勘です。」

「ややこしいわ!」

「そんな事言われても・・・。って言うか、もういい加減しつこいですよ?」

「・・・だな。極力なくすよう努力はする。」

「よろしい。」

「何故に上から目線?」

「私、というか女性は秋冬さんより立場が上だからです。」

「どういう理屈で?」

「レディースファースト。」

「それ立場の話じゃなくて心がけの話だろ!」

「でも言ってることは『女性のほうが僕より上です』って意味ですよね?」

「『お先にどうぞ』って意味だ!もしそれが本当だったら欧米は女性の天下だぞ!」

「あ、それいいですね♪」

「『いいですね♪』じゃねえ!お前酔ってんのか!?」

「あ、分かりました?」

「・・・は?」

「実はですね、先ほど森さんにジュースと称されワインを渡されたんです。で、面白い味だと思って全部飲み干してからワインだと気付いたんです。だから、多分私酔ってます。」


・・・確信犯だな、あの人。


「それはそうと秋冬さん、わたしさっきからあひゃまがクリャクリャ・・・。」

「うわっ!紅葉、お前大丈夫か!?ぐでんぐでんだぞ!ホントに飲んだの一杯だけか!?」

「あひゃりまえれひゅよぉ。わひゃしふひょうひゃないんれすからぁ。」


何言ってるのかわからん。多分「当たり前ですよ。私不良じゃないんですから。」って言っているんだろう。

相当酒に弱いんだな、こいつ。


「誰か誰か・・・。あ、森さん!ヘルプ!」

「はい、いかがなさいましたか?」

「紅葉がつぶれました。」

「やはり・・・。」


おい。やはりってあんた。


「そうなるだろうと思って部屋を用意してあります。どうぞついてきてください。」


完全に確信犯だこの人。執事がこんなにお茶目でいいのだろうか?

や、ワインを未成年に飲ますのはお茶目ってレベルじゃないだろうが・・・。


「紅葉、立てるか?」

「むりれひゅ・・・。」

「だろうな。ほれ、掴まれ。」

「うにゅ・・・。」


うにゅって。どんな泣き声?酔っ払いのか?・・・おえっ。

酔っ払ったおっさんが「うにゅ」っていう光景を想像したら吐き気がした。

そんなくだらないことを考えながらも俺は紅葉をおぶって森さんについていく。こいつをおぶるのはいつものことだから問題ないが、ここはあんたがおぶるところじゃないか森さん?

とまあそんなことも思ったりしたのだが、紅葉が幸せそうだったからいいか。何か後ろから「にへへ・・・♪」なんて声も聞こえたし。

でもさ、忘れないでほしいんだけど・・・。

俺背中火傷してんだぞ?おぶってる間かなり痛かったぞコンチクショー。


「この貸しは今度返してもらうからな。」


寝てるから多分聞こえてないと思うが、そんなことを言ってみる。

森さんに用意してもらった部屋に紅葉を寝かせ、俺は部屋を出た。


「・・・戻ろ。腹減った。」

凛 「はあ、はあ、分かった!?」

作者「分かったから息切れしてまで説教しなくても・・・。」

凛 「誰のせいよ!?」

作者「いや、完全に自業自得かと―――」

凛 「黙れ!」

作者「御意!」

秋冬「凛の奴荒れてんなー。おう、お帰り。どうだった?俺酷い目にあってたろ?」

作者「読者様に語りかけてないで助けてくれよ!」

秋冬「無理。」

作者「何で!?」

秋冬「とばっちり食らうから。」

作者「薄情者!」

凛 「うっさい!はあ、はあ。まあいいわ、今日はこれくらいで許してあげる。それより、何か発表あるんでしょ?」

作者「そうそう、この作品のタイトルの件ね。」

秋冬「何だそれ?俺聞いてないぞ?」

作者「いやな、俺最近気付いたんだけどこの小説のタイトルって直訳すると『高校生探偵』だろ?どっかで聞いたことあるフレーズ。」

秋冬「ああ、あの『真実はいつも一つ!』の眼鏡少年か。」

作者「そうそう。で、『何かかぶるなー』と思ったから思い切ってタイトル変えようと思って。」

凛 「で、一応読者の反応を見ようって話よ。」

秋冬「へ〜。で、お前的になんか候補はあるのか?」

作者「この作品のキャラの名前の一部は季節に関係あるじゃん?だからそれをとってSeason Detectiveにしようかと。」

秋冬「微妙。」

凛 「私もそう思う。」

作者「俺も。だからタイトル募集します!『このタイトルがいいんじゃ?』って言うのがあればどんどん送ってください!もちろん『このままでいい』というのも全然ありです。」

秋冬「そんなことして大丈夫か?もし全然こなかったらお前だいぶヘコむだろ?」

作者「まあ多少。でも、なかったらなかったで別に構わないけどな。俺的には3通来れば上出来。もっとあったら超嬉しいけど。」

凛 「ていうか連載中にタイトル変えるってのもどうかと思うけど・・・。」

作者「まあそうだけど、いいのいいの。というわけで、皆様よろしくお願いします!」

秋冬「それから皆!未成年の飲酒はダメだからな!ちなみに作者は酔ったらどうなるかいまいち分かっていません!なので結構適当です!」

作者「それいう必要な―――!」




はい、というわけで会話の中では言うタイミングを逃しましたが、紅葉がちょっと酔っ払って毒舌になるお話です。事件と全く関係ありませんね。^^

未成年の飲酒は本当にダメですからね。

『じゃあそんな内容のもん書くなよ』と言う突っ込みは無しでお願いします。

それからタイトルの件、ちょっと考えてみてくれたら幸いです。

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