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講義①『創作道具』と『思考法』を準備する

 全体の概要と重要単語一覧はあとで追加しようと考えています。


 ふう、それにしてもpvがまた恐ろしいことになりました。それにユニークが少ないのは何度も読んでいる人ばかりなのでしょうか?

 よし、がんばりますん。


 まずは講義の前提から説明します。

 

 筆者の創作論において『プロット』とは「シナリオを制作するための参考資料」という定義になっています。この『プロット』を完成させるために行なうことが準備編だと考えてください。


 いわゆる「日本地図」「孫氏の兵法書について」などといった資料は「参考資料を作るための資料」という位置づけであることを踏まえておいてください。


 また筆者は基本的に「小説を制作する」ことを中心に書いていくこともご了承ください。筆者はマンガとか描けませんので。もっとも小説、マンガ、アニメで大きくやることが違うのは描写に関することのみだと思います。




 それでは講義①を始めます。


 講義①は『創作道具』と『思考法』について説明します。この二つは「プロットを作る前に準備しておくべきこと」です。


 『創作道具』は「創作活動に入る前に用意するべき道具の種類」と「道具の使用目的」について説明していきます。


 『思考法』は「創作活動をする際、創作者の思考力を最大限に発揮するために意識しておくこと」を説明したいと思います。



 それでは『創作道具』について説明します。

 まず用意しておくべき道具の一覧はこちらです。



①「筆記用具」=ボールペン、シャーペン、消しゴム。

②「小メモ」 =手帳サイズのもの。A4を1/4に切ったものなど。

③「大メモ」 =A4のコピー用紙サイズ。あるいはノートなど。

④「パソコン環境」=インターネット。印刷など。ワードやエクセル。

⑤「制作ツール」=必要な制作道具。マンガ関係の道具など必要に応じて準備。

⑥「各資料」 =プロットを作るのに必要な資料。必要になったら集めるとよい。



 では「筆記用具」「小メモ」「大メモ」から説明しましょう。


 まず「筆記用具」は紙媒体に書き込むのに自分に合うものを用意すればいいです。「小メモ」や「大メモ」になんらか書き込むのに使います。


 「小メモ」は「一時的に記録しておきたい」ときに使います。制作中の閃き、注意書き、描写の覚え書き、といったことを書き留めたいときです。とにかく「気になったらメモする」くらいの気持ちで使っていけばいいでしょう。


 そして「目的を果たした小メモは即座に捨てる」ことを心掛けてください。嵩張ってくるとうっとうしくて確認さえ苦労します。このとき「長く記録しておきたくなったものは大メモへ移す」などして整理することを心掛けるとよいでしょう。


 そのため「大メモ」は基本的に「長く記録しておきたい」ときに使います。ここへ記録する際には「ストーリー」「キャラクター」「世界観」「使えるネタ」といったように分類しておくことを推奨します。


 分類できないもの、分類するまでもないものは「未整理」という分類にまとめてぶっこんでおけばかさばることはありません。この「大メモ」も「ワードやエクセルで清書したものは捨てる」ようにしましょう。


 それ以外の使い方としてはアイディアを出す際に大きく紙を使いたいといったときに使用すれば良いと思われます。


 続いて「パソコン環境」「制作ツール」です。「ワードやエクセル」はもちろん「ストーリーエディター」といった「好きな制作ツール」が使えれば問題ありません。マンガならマンガ用のものが必要なのは言うまでもないです。


 ただし「常にインターネットが使える環境」であることを推奨します。「小メモ」で記録しておいたことを確認したりするのに便利です。また「印刷機」も必要なら用意しておくべきです。推敲はもちろん、綺麗にメモをまとめたいときに使えます。


 「各資料」に関してはあらかじめ用意しておくほうが楽と言えば楽です。でもあまり気にする必要はありません。「プロットを作っていく段階で必要になったら用意すればよし」くらいの意気込みでいいと思います。


 特に「インターネットで調べるだけでは不十分」だというときに探すとよいでしょう。あらかじめ「アマゾン」「周辺の本屋」「図書館」など「資料を探せる場所を確認しておく」ことがスムーズな作業に繋がります。


 以上で『創作道具』は終わりです。




 次は『思考法』です。こちらが講義①で重要なことです。


 この『思考法』では「人間の思考の大まかな種類と特徴」「創作者の思考力を最大限にシナリオに生かす」などを論じます。


 重要な言葉は〈収束的思考〉〈拡散的思考〉です。ネットで検索すれば出て来ます。そのため筆者の解釈や理解が不十分と感じた方はぜひ調べてください。


 では始めましょう。

 まず「人間の思考の大まかな種類と特徴」について。


 人間の思考には二つの側面があります。それが〈収束的思考〉〈拡散的思考〉の二つになります。


 まず〈収束的思考〉の筆者の定義は「既知の情報を元に、指定した事柄を結び付け、主観で正しいと考える一つの答えを出す思考」となります。


 そして〈拡散的思考〉の筆者の定義は「既知の情報を元に、その中で欠落した部分を指定し、その指定された部分を何らかの事柄で補い、それに当てはまる複数の答えを出す思考」となります。


 まずは〈収束的思考〉から説明しましょう。


 上記の〈収束的思考〉ですが、私たち人間が基本的に使っている思考です。立証や理論はもちろん理解や納得といった事柄に使っています。


 例えば「お腹が痛い」「アイスを食べた」という情報を持っていて、それに繋がりがあると感じると「アイスを食べた(原因)のでおなかが痛い(結果)」といったように原因と事実を結び付けて納得や理解をしますよね。


 理論や論理を正しいと理解するときもそうです。例えば人から「自動車で長距離を走ってここに来た(経緯)。ガソリンがない(原因)。だからガソリンスタンドへ行かなくてはならない(結論)」と論理的に説明されて納得するのは経緯、原因、結論という事柄を結び付けて主観で正しいという答えを出すので納得します。


 こういった人間の思考を〈収束的思考〉と言います。そのため理論や理屈、説明が正しいかどうかを考えるとき、人に伝えるとき非常に有用なので、無意識に使っているというわけです。事柄が結び付くかどうかを考えるだけですからね。


 また「私は天才である」といったことを主張したいとき、この結び付ける事柄が多いほど説得力などを高めるものになります。信頼度の高い事柄を結び付けてもそうですね。


 例えば「数学でいつも100点を取った」「予想しないアクシデントを私だけが予測できた」などが多いほどいいわけです。そしてこれらにも結び付けることができる「数学はクラスの平均30点の難しいもの」「専門家ですら予測不可能」といった事柄があればよりよいわけですね。


 しかしこの〈収束的思考〉には短所があります。それは「思い込み」「独りよがり」「習慣や常識にとらわれがちになる」「無意識に従っている」「視野搾取になる」「直近の事柄に影響されやすい」といったものがあります。原因は定義に含まれる「既知の情報を元にする」「主観で正しいと思う」にあります。


 とくにこの「既知の情報」ですが「自分が認識していること」という解釈が限りなく近いと思います。つまり「知らないこと」「忘れていること」「その時点で予測できなかったこと」は含まれていません。


 例を出しましょう。

 戦国武将の「最上義光」の名前を例で使います。


 皆さんはこの「最上義光」をどう読みますか? 人によっては「戦国時代=坊主のイメージ」と「最上がさいじょうと読むことが多い」ので「さいじょうぎこう」と読んだ人はいませんか?


 過去にテレビで戦国時代を取り扱ったドラマを見たことがある人、あるいは戦国時代を取り扱ったシミュレーションゲームをした人なら「もがみよしみつ」と読む人もいるでしょう。何故なら俳優の言葉やゲームのデータで「もがみよしみつ」と説明された「既知の情報」があるからですね。「最上川のもがみ」「名字でもがみと読む」「人の名前の読み方で多く使われる読み」といった該当する「既知の情報」がある場合も「もがみよしみつ」と読むと思われます。


 でもこの「最上義光」の正しい読み方は「もがみよしあき」です。その根拠は「本人の直筆である実妹への手紙」が近年になって発見され、そこに「よしあき」と「ひらがなで書かれていた」からですね。


 正しく読めた人はこの事実が「既知の情報」にあり、〈収束的思考〉で導き出した複数の答えから最も正しいものを主観で選んだわけです。


 間違った人も複数の答えから導き出した複数の答えを選んだことは同じです。ただし「既知の情報」に「実妹への手紙」に関する情報がなかった。だから〈収束的思考〉で考えても間違ったというわけです。


 これが「思い込み」「独りよがり」「視野搾取になる」などと言った原因です。自分の「既知の情報が不足している」から〈収束的思考〉で考えた答えが客観では正しくないことがあったときに起こるわけです。


 また「常識や習慣に捕らわれがち」「無意識に従いがち」「直近の事柄に影響されやすい」というのも上記で説明できます。でもちょっとわかりにくいので違う例で説明しましょう。


 例えば自分が「日常生活でお腹が痛くなった。直前にアイスを食べた。半日前にカレーを食べた」となったとき、以下の例だとどれが理解や納得をしやすいと思いますか?



例1:「お腹が痛い。直前にアイスを食べたので、それが原因だ」

例2:「お腹が痛い。深刻な病気の自覚症状だ」

例3:「お腹が痛い。先ほど食べたカレーに毒を盛られたからだ」



 これらでもっとも納得することが多いのは例1だと思います。何故なら「無意識に常識と結び付けている」からですね。なんらか「深刻な病気に心当たりがある過去がある」という「自分の常識」があればそれに結び付けて例2で納得する方もいるでしょう。それでも「直前にアイスを食べた」という情報のせいでアイスが原因だと思う人がいると思います。


 例3がほぼ選ばれないのは「日常生活で毒を盛られることがある」という「常識」がないからです。だからほとんどの人間は結び付けません。つまり「既知の情報」に無意識に近い状態で「常識」が存在するというわけです。


 しかしあえて、ほとんどの人間が〈収束的思考〉で例3を正しいと考える状況を考えてみましょう。簡単ですね。「食べたカレーに毒が盛られていたと警察に説明される」などの情報が「既知の情報」へ加えられた状況なら、ほとんどの人間が例3を正しいと納得します。


 また例1~3ですが、事実が例3であったときも、人間は例1や例2を優先することが非常に多いです。


 原因は単純です。「例3は既知の情報が無いからそもそも考えない」はもちろんですが、すでに「既知の情報を使った例1や例2を正しい答えとして自分を納得させているので疑問を浮かべない」という状況に陥るわけです。疑問は人間が「一見だと正しいことなのに正しくないと感じた時に浮かべる思考」ですからね。


 このように〈収束的思考〉で人間は賢く生きている反面、それによって間違った行動もするという愚かな一面もあります。そうしならないように我々は知識を手に入れ「既知の情報」に加えようとするわけです。


 そして人間はこの〈収束的思考〉を補うために行なう思考があります。それが〈拡散的思考〉です。基本的には使いませんが、使うことはあります。疑問を解決しようとしたり、正しい予測を行なって納得したいときに〈拡散的思考〉を使います。


 この〈拡散的思考〉の筆者の定義は「既知の情報を元に、その中で欠落した部分を指定し、その指定された部分を何らかの事柄で補い、それに当てはまる複数の答えを出す思考」と書きました。


 次はこれを説明しましょう。


 例えば「自分のカレーがおいしくない」と感じて、これを解決したいとしましょう。すると「カレーがおいしくないのはなぜか?」「香辛料をどうする?」「リンゴを入れればいい?」といったように考えるのではないかと思います。


 これを言い換えると「カレーをおいしくするには○○をする必要がある」と考えていると言い換えることができます。この「○○」が「欠落した部分」です。この「○○」に人間は先ほどの「香辛料の追加」「リンゴの追加」といったものを「思いつき」「思い出す」「閃く」「アイディアを出す」といったことで「埋めようとする」わけです。そうして「○○」に当てはまりそうな複数の答えが出るというわけです。


 これが〈拡散的思考〉になります。


 そうして頭の中から取り出した情報は「既知の情報」に加えられていくわけです。これで改めて〈収束的思考〉を行ない「カレーをおいしくするには香辛料を追加する」「カレーをおいしくするにはリンゴを追加する」といった答えをいくつも出し、その中で最も正しいものを選んで実行するというわけです。


 この〈拡散的思考〉を使って〈収束的思考〉を行ない、それでも納得できない場合、人間は「インターネットで情報を探す」「問題集の答えを見る」「諦める」といった行動に移るわけです。


 では「欠落した部分を指定する」というのはなにかというと、先ほどのカレーの例で言うなら「カレーを○○にするには△△をする必要がある」として欠落する部分を増やしたり、あるいは減らしたりします。


そうやってから「○○」「△△」に答えを埋めるように考えるだけです。「おいしい」「まずい」「なんとも言えない味」「香辛料を追加」「リンゴを追加」「梨を追加」という複数の答えを浮かべるというわけです。


 当然かもしれませんが、どの部分が欠落するかによって浮かんでくる複数の答えが違ってきます。これを上手に絞ることができれば望むアイディアや答えが手に入ります。例えば「なんでもいいからとにかくアイディアがほしい」なら欠落する部分を広げればいいのです。


 そうやって出てきた複数の答えが正しいかどうかを判断するのは〈収束的思考〉の役割というわけです。これを「既知の情報」として扱い、〈収束的思考〉でしっかり考えればいいというわけですね。


 なお〈拡散的思考〉の欠落する部分を最大限に広げるといわゆる直感となります。


 例えば「体にいいものを食べたい。それは○○を△△して××しつつ食べることだ」というように欠落する部分を最大限に多くすれば「りんご」「梨」「ゆっくり」「かむ」「飲み込む」といったありとあらゆることが含まれます。これを当てはめた直後にすぐさま行動すれば「直感的行動」というものになるわけです。


 以上で〈収束的思考〉〈拡散的思考〉の説明は終わります。




 次は「創作者の思考力を最大限にシナリオに生かす」について話したいと思います。


 シナリオ制作において〈収束的思考〉〈拡散的思考〉はとても有用です。そして意識しなくても使っています。ストーリーの良し悪しなら〈収束的思考〉で検証すればいいし、アイディアを出すなら〈拡散的思考〉を使えばいいわけです。


 しかしシナリオ制作は「自己満足」「妥協する」「自己評価」といったことと切っても切り離せないため、十分に考えないままシナリオ制作を行なってしまうことは珍しくありません。


 そのため創作者は「作業に入る前に自分の思考方法を調整する必要がある」と筆者は考えています。アイディアを出すなら「収束:拡散=1:9」という意識で考えてアイディアを出していきます。プロットのストーリーを書いているなら「収束:拡散=8:2」にするなど意識を工夫し、思考をそれに特化させて効率を上げるべきだと考えます。


 特に「アイディアが思い浮かばない」「書いたものを焼き尽くしたくなる」といったことに覚えがある創作者は一度自分の思考方法を考え直すといいでしょう。


 前者は〈拡散的思考〉が純粋に足りない、あるいは〈収束的思考〉に意識が偏りすぎているから発生するのではないかと思われます。


 後者は後からいいアイディアを思いついて、それが作品に取り込むことができたので悔しいといったことが考えられます。その時点で〈拡散的思考〉を充分に行なえば防げた可能性があるから余計に悔しいでしょう。あるいは〈収束的思考〉が不十分で思ったような質にならなかったのを、完成後に気付いたのかもしれません。


 また〈収束的思考〉〈拡散的思考〉を良質のものにしたいというなら「論理的思考」「数学的思考」「科学的思考」「マインドマップ」「ブレインストーミング」といったものを組み合わせればいいと思います。


 どういったものを組み合わせれば良いかを筆者は断じることはできませんが、自分なりに良いものは検討しています。あるいは「水平思考」などを調べて〈拡散的思考〉についてより深く理解することなども良いでしょう。


 いちおう例として「論理的思考」を組み合わせたものを上げましょう。前者が〈収束的思考〉で後者が〈拡散的思考〉を組み合わせたものです。



【例1】

「勇者が(原因)支配地を解放する(過程)ので魔王はイライラしている(結論)」

【例2】

「勇者が(原因)○○する(過程)ので魔王はイライラが増す(結論)」



 例1では創作する際に簡単に魔王の心境を確認するのに使えますね。例2はストーリーの続きや別のストーリーを書くのに使えます。「○○」=「魔王の娘と結婚」「幹部を裏切らせる」「魔王城からお宝を盗む」「屁をぶっこく」などと当てはめていけばよいのです。


 こういったように創作者は自分独自の思考方法、筆者的な言葉で『思考法』を確立すればよいと考えます。もっと欲を言えば「自分の書くシナリオごとに『思考法』を確立する」のが最適ではないだろうかと筆者は考えます。とにかく思考の効率を上げましょう。

 

 そういう準備をして、それから『プロット』に手を付けましょう。


 以上で、『思考法』は終わります。

 そして講義①は終了です。お疲れさまでした。




〇講義①『創作道具』と『思考法』を準備する〇

●用意する道具の一覧はこちら。

 ①筆記用具 ②小メモ ③大メモ ④パソコン環境

 ⑤制作ツール ⑥各資料


●「小メモ」は「一時的に記録しておきたいこと」を書く。

 閃き、思い付きなどを書くとよい。

●「大メモ」は「長く記録しておきたいこと」を書く。

 あるいは「大きな紙を使いたい」ときに使用する。

●「大メモ」は書いた内容を「ストーリー」「キャラクター」というように

 分類しておくとよい。

 分類できないものなどは「未整理」としてまとめておくとよい。


●「パソコン環境」「制作ツール」は「ワードやエクセル」など

 好きなツールを用意しておけばよい。

 ただし、「常にインターネットが使える環境」を推奨する。

●「印刷機」もあるなら便利。

●「各資料」は『プロット』の制作中に用意しても構わない。

 ただし「資料を探せる場所」を確認しておくのが良い。


●人間の思考は〈収束的思考〉〈拡散的思考〉という二つの側面を持つ。

●〈収束的思考〉は事柄を結び付けて一つの答えを考える思考。

 人間の基本的な思考である。

●〈拡散的思考〉は閃きや思い付きなどで複数の答えを出す思考。

 あまり使わないが疑問や予測で使う思考である。

 〈拡散的思考〉は〈収束的思考〉を補う思考と言ってもよい。


●〈収束的思考〉〈拡散的思考〉はどちらも「既知の情報を元にして

 行なう思考」である

●「既知の情報」とは知っている情報のことである。

 しかしこれに「知らないこと」「忘れていること」「予測できなかったこと」

 は含まれないので注意が必要。


●〈収束的思考〉は説明や理論と言ったものを考えるとき

 非常に有用である。

●「既知の情報」が原因で〈収束的思考〉には短所がある。

 「思い込み」「視野搾取」「上司や習慣に捕らわれやすい」など。

●この短所を補うには「知識を増やす」〈拡散的思考〉などで

 「既知の情報」を増やすことで補うことができる。


●シナリオ制作において〈収束的思考〉〈拡散的思考〉は有用である。

 そのため意識して効率の良い思考を心掛けるべきである。

●「アイディアが思い浮かばない」「書いたものを燃やしたくなる」

 は〈収束的思考〉〈拡散的思考〉の意識が偏っている、不足していることで

 起こっている可能性がある

●良質の〈収束的思考〉〈拡散的思考〉を行ないたいなら

 それらの理解を深めたり、あるいは

 「論理的思考」「数学的思考」「マインドマップ」などを

 組み合わせることが大切だと考えられる。


●これらを元に創作者は独自の『思考法』を確立すべし。

 欲を言えば「書くシナリオごとに『思考法』を確立すべし」。

 思考の効率を上げるとよい。


〇内容の修正について〇

 特にありません。  


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