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久我さんは悩んでます

「あーあ、なんでかなー、」


少女はそう言って考え込む

彼女は体育祭の日に何が起こるかを大体予想できていた、だから休んだ。


「あいつさえいなければ、今頃私は」


少女はトイレの鏡の前でそんなことを自分に言い聞かせるように言っている。今は事件の後でごちゃごちゃしており、授業中抜け出しても、大して変わらない。授業も未だに30分だけだし、先生達も家族のことを覚えていなかったり大変みたいだ。


「ま、でも今更振り向いてくれないよね」


どこか儚げな雰囲気を纏っている。


「あんなことさえなければなー、」


そんなことを言っていると、鏡の自分に変化がでる、いや潤んで鏡が見えなくなる。


「なんで、こんなことになっちゃうのよ、」


滴が地面に落ちるタイミングと誰かが入ってくるタイミングは一緒だった。


「久我さーん?トイレ長いけど調子悪いの?」


「そんなことないよー」


あーあ、この人も所詮あんなことがあったから仲良くなっただけにすぎないんだな、


「みんな待ってるからねー」


「はーい」


そう言って私はみんなの所に戻る、

唯一前の記憶を持っている友達として。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜警察署〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「結局あいつの力を封じれなかったか」


「はい、すみません」


「いい、被害は最小限だ、それにもう我々にできることはない」


「そうですね」


「ところで、君の息子の様子はどうだ」


「今は病院にいるかと」


「そうか、貴導の所と協力して頑張ってくれ」


「はい」


「もういいぞ」


「はい」


そう言ってからはその部屋から出て行く。

メールで貴導銀助にこれから会えないかを聞く。



「あいつら無茶をいいやがる」


「そうだな」


「今から向こうに帰るなんてよっぽどのことがないと無理に決まってるのに、何が協力して頑張ってくれだ、元はお前らの責任の癖に」


「勘助酔いすぎだ、」


「酔ってねーよ」


「性格が変わってるぞ」


「変わってねーよ」


「なら、日菜子さんかりんちゃんをここに呼んでもいいのか?」


「そ、それは!やめてくれ、」


「だろ?」


「すまん、お前の方が辛いのに」


「いいんだよ、」


「設楽の所とは連絡とれたか?」


「あぁ、もうすぐ来ると思う」


この後大人3人の話は3時間ほど続いたそうだ。

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