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廊下

私はずっと何かがおかしいと思っていた。

















「ぇ………ねぇ……聞いてるの?瑠璃」


「ふぇ?あっ!何?梨花」


「やっぱり聞いてない、」


「ご、ごめん」


「いいよ、それでこれからどうする?」


「どうするって?」


「そこも聞いてなかったの?」


「う、うん」


「仕方ないなー」


「ごめん」


「えっと、これから光無君を探すかそれとも邪魔にならないように何もしないかどっちにする?」


「も、もちろん探さ」


「探さ?」


「ないわ………」


「えっ?、瑠璃なら探すって言うと思った」


「私もいろいろあるんだよ!」


「そっか、って言うかその感じだと昔の、引っ越す前の出来事思い出したみたいだね」


「ッ!」


「何年一緒にいると思ってるの、瑠璃の気持ちが変わってしまった事くらい分かってるわ」


「べ、べつに」


「ま、今は休みましょ、光無君にあの時の真相を聞くまでね」


「うん」




だれか…………ここから、私を出して……この鬱陶しい記憶の牢獄から……

記憶の牢獄には沢山の過去の過ちが集まるそれはいずれ自分を破壊するだろう。


私の目の前は今暗闇に包まれていく、原因は先の光無との出来事だと思う。



「光無、何処にいるの?」


愛音は光無の名前を呼びながら探し回るが誰も反応しない、忙しく走っていると誰かに当たる愛音はその瞬間すごく嬉しい気持ちになった、なぜならそれが光無だったからだ。


「こんなところで、何してるんだ?」


「先の放送聞いたでしょ?助けなきゃ」


「わかってる」


「光無?だよね?」


「あぁ、」


「そっか、ちょっと雰囲気がちがったから」


「そうか?」


「うん」


「それより、今は待機していろ、すぐに父さん達が助けに来てくれる」


「そうね」


「それよりさ、愛音お前いつから俺の跡をつけてた?」


「エッ?」


「ここ、何処だと思ってる?」


「ここは、廊下よ?」


「そう、だがこの廊下はドームの外だ」


「………」


「お前、いつからドームの外にいたんだ?」


「………」


「お前、愛音か?」




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