光無の考え事
最近の事件はやばいな、彼はそんな事を学校が終わったあとも考えていた。
ここ最近の同一犯と思われる殺人犯はとにかく凄いそれだけしか今の警察は分かっていない、
今朝のことを思い出す
「父さん昨日の事件は酷かったよ」
「そうか、その事なんだが、お前はこの件から引け」
「なっ、なんでなの?」
「この事件は、奥に何がいるかわからん、もしかしたらどこぞの国かもしれん」
「そんなっ!、、俺は諦めないから!」
「、、、」
(はぁ〜、やはりまだ子供か)
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防犯カメラや目撃情報や指紋鑑定や殺人に使われた物の経路を手繰っても何も分からなかった、そして朝の事、そればかりを考えてしまう外は暗くなりそろそろ帰ろうとしたところ
「一緒に帰るのさしぶりだねー!」
「そうだね」
どこかで聞き覚えがあるような声、教室に入ってきたところで気づく、下道と雫さんか
「みっちゃん何してるの?」
下道が話しかけてきたがなんて言えばいいか悩む、まだこの殺人事件は表沙汰にはなっていない、まぁ親族が騒ぎ立ててすぐに表沙汰になるとおもうが、さてなんて言おうか、
「あぁ、下道と雫さんか話すのはさしぶりだな少し考え事をね」
これでいいだろ、何も変じゃないし
「また、警察の事かい?」
うぉ、当ててきやがった、まぁ俺が考え事するのはそれくらいしかないし小学校から一緒だし俺の事情はしってるよな、
「まぁね」
「体には気をつけてね」
「ありがとう」
「じゃあ、また明日ーみっちゃん!」
「またねー光無君」
「また明日ー下道と雫さん」
二人は教室を出ていくその後光無はそろそろ自分も帰るかっと独り言を言って家に帰った。
「ただいまー」
「おかえりーみつー」
「かぁさんその呼び方やめてって」
「あら、そう?私はいいと思うけどな」
「わかった、なら好きにしてよ」
「はーい!」
「俺は少し寝るよ」
「あらまぁ、疲れたのかしら?」
Zzzz Zzzz Zzzz Zzzz Zzzz
「にぃーにぃ!きいてるの?」
「あぁ、すまない寝ていたよ」
「もう!また最初からじゃないの」
「じゃあ、行くよ?」
「あぁ」
「My name is Krokage rin .どう?」
「あぁ、出来てるよでも、なんで苦手な英語を覚えようとしてるんだ?」
「にぃーにぃと一緒にお仕事したいからだよ!」
「お父さんが許さないだろ、危ないし」
「へへぇーんお父さんは私が英語を話せるようになったら、にぃーにぃの補佐役にしてやるって言ってくれましたー!だから私頑張るもん!」
「おぉ、可愛い子だおいで」
「やったー、ご褒美にあたまナデナデして」
「わかったよ」
そう言いながらあたまをナデナデする結局俺は家族に甘いらしい、それにしても最近妹が少し重くなった気がする、食べ過ぎじゃなくてこれが女の人なんだなーっと思って何も言わなかった。