体育祭
バン!バン!
早朝にそんな音が聞こえてくる、決して銃撃戦がおこっているわけではない、運動会を開催すると知らせるための花火だ。
「にぃーにぃ、今日は平日だから見に行けないけど、頑張ってね」
「あぁ」
「光無、あまり無理するなよ」
「にぃーにぃ、どっか悪いの?」
「多分、この前倒れたから心配してるだけだと思うよ」
「あー、なるほどね」
「じゃ、行ってくる」
「「「行ってらっしゃーい」」」
いつもと違う風景、登校中の高校生はみんな体操服にゼッケンをしている
ゼッケンをつけ忘れている奴も結構多かった。
「次は校長先生の挨拶です」
「えー、では一言だけ」
ヨボヨボのお爺さんが、話し始めた
「今日を迎えられて私は嬉しい!みなさんには怪我が無いよう、そして楽しく過ごせるように頑張ってもらいたいそして、最後の体育祭で仲間との絆を築いてくれることを祈っておる!これで私の話しは終わりじゃ」
「ありがとうございました。では選手宣誓をお願いします」
「えー宣誓ー、我々一同ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ありがとございました、では、私から最後に
、、、体育祭楽しんでいこうぜーーーー」
そんな感じで体育祭が始まった。
最初はは100m、雫さんの競技だ少し観てみよう
「おっと、赤組さん速いです」
運動会独特のアナウンスが聞こえてくる
結局、雫さんが一番だったようだ。
真波は走るのが苦手なので遅かったが最下位ではなかったようだ。
風波は学校に来ていなかったようだ。
愛音は二つ種目がある
一つ目の綱引きでは走るのが速いので活躍していた。
綱引きのルールがちょっと特殊で、最初から綱が8本セットしてあり自分の陣地に持っていくというものであったため、愛音が採用された。
瑠璃と梨花は2人で玉入れで頑張っていたが結局負けてしまったようだ。
そして最後の種目、総合リレーが始まった
「パァン!」
音が響く、レースが始まったようだ。
レースが始まった時の音で本当の発砲に気がつかなかったのは仕方がなかったのかもしれない。
「おっと、青組さん速いです」
今は、青組、赤組、白組、黄組の順番である、
俺は赤組だ。
「おっと、ここで白組さんが赤組を抜いたーー」
実況に熱が入って来る、そのせいで叫び声が聞こえなかったのかもしれない」
今は愛音が走っている、もうすぐで俺の出番だ、
「おっとー、赤組さんが追い上げてきました。」
「光無、走り出して!」
「あぁ、」
そして俺はバトンを受け取る
「赤組さんが前の青組さんに追いつき始めました、いや、これは、、、抜きましたーーー」
大歓声があがるなか、アナウンス室に入り込もうとしている人がいた。
俺は残り少ない距離を全力で走る、そして白いテープを通るのであった。




