下道と雫
僕の名前は神無下道僕はクラスのヤンキー3人組から虐めを受けている。
そして今も最上元木とその取り巻きに絡まれていた。
「おい!お前がなんでここにいるんだよ!この下道が!」
「、、、」
「君達やめなよ下道君が困ってるじゃないか」
今助けてくれたのはこのクラスで一番のイケメンの天井龍馬だ
「ねぇ、また最上くんが虐めてるわよ」
ひそひそ話が聞こえる中最上が僕を蹴ろうとした時に間に入る女の子がいた、皆は呆気にとられているようだが、僕にはすぐに分かった見慣れた髪に匂いそこには僕の初恋の相手の幼馴染がいた。
キーンコーンカーンコーンーーーーー
キーンコーンカーンコーンーーーーー
「席に付けーお前らー」
そんなやる気のない声で入ってきた先生の名前は野上修徳だ。
「あーやっと帰れるー」
「お前ぶかつやってるだろうが」
そんな会話が聞こえる中僕は幼馴染の神無月雫に腕を引っ張られてった。
「ねぇ、力強い痛いんだけど」
「あっ、ごめんなさいって!、、女子に力強いは無いでしょ!」
「あっ、うん」
「で?どうしたの?」
「あっ、えーと」
朝の事で心配過ぎて授業に身が入らなくて学校が終わったからすぐに連れ出したなんて言えない、、、、
「そうそう、朝なんであんな状況だったのかなーって」
「あぁ、あれか元木の嫌がらせだよ」
「えぇ!なんで!元木くんって意地悪な事するの?私にはすごく優しいよ?」
「、、、」
それは元木が雫の事が好きで、僕が雫と仲がいいから妬んでるんだよ!、なんて言えないよな
「どうしたの?」
「いや、なんでもないよ、それよりそろそろ帰らないと暗くなるよ?」
「あっ!ほんとだ一緒に帰ろっか」
「うん」
教室にはまだ残っている生徒がいる学年で三本の指に入るぐらいのお似合いカップルのみっちゃんと愛音さん、そのうちのみっちゃんがいた彼とは小学校が同じでたまに話す。
「みっちゃん何してるの?」
「あぁ、下道と雫さんか話すのさしぶりだな少し考え事をね」
「また警察の事かい?」
「まぁね」
「体には気をつけてね」
「ありがとう」
「じゃあ、また明日ーみっちゃん!」
「またねー光無君」
「また明日、下道と雫さん」
そして教室を出て二人は降りていく
「なんかさぁー、光無くんってクールだよね」
「そうだね、みっちゃんは結構からかうと可愛いところがあけどね」
「うわっ!下道楽しそう」
「なんだよ、」
「いや、良かった良かったこれで私が励ましたかいもあるね!」
「何もしてないよねー?」
「まぁーまぁー」
そんな話をしながら二人は帰って行く